オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

宮原知子さんと歌劇「ラ・ボエーム」

2016年12月29日 22時24分26秒 | オペラ
フィギュアスケート大好き人間の私にとって、自分の好きな曲で素晴らしい演技を見た時ほど最高に嬉しいものはありません。先般の全日本選手権の女子シングル・ショートプログラムでの宮原知子さんによる歌劇「ラ・ボエーム」から「ムゼッタのワルツ」は正にフィギュアスケートを見る最高の喜びを私に与えてくれるものでした。
数多いオペラの中で「ラ・ボエーム」は一番愛着のあるオペラ。
高校生の時、初めて手にしたオペラの全曲盤のレコードが「ラ・ボエーム」で、フレーニのミミ、カラヤン指揮ベルリンフィルの演奏。初めて手にしたオペラの全曲盤はズシリと重いものでした。解説書を隅から隅まで読み、家にいるときは対訳を見ながら、レコードのノイズが、どこにあるのか憶えるくらい、いつも聴いていました。CDの時代になって、オペラの全曲盤も手軽になりましたが、この時のように、とことん聴き込むことが無くなったのが、私には不本意です。解説書にはミラノ・スカラ座でのゼッフィレッリの演出の素晴らしさが記されていて、現在のようにDVDで手軽に映像を見ることが出来なかった時代だけに、レコードを聴きながら想像するのみでした。後年、ミラノ・スカラ座初来日の時、大阪公演で、このオペラを見ました。レコードと同じフレーニのミミ、クライバー指揮による詩情あふれた公演は終生忘れることはないでしょう。
さてカラヤン指揮による全曲盤はCDでも当然、買い直しましたが、レコードの方が録音が良く思えたのは年寄りのレコードへの郷愁かな?





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