オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

バンクーバー冬季オリンピック・男子シングル・フリー

2010年02月19日 20時33分00秒 | バンクーバー冬季オリンピック
私の昼休みは午後1時から2時迄です。今日は昼食を食べながら、自分の携帯電話の小さい画面で男子フリーの放送を音声をゼロにして静かに見ていました。最後のプルシェンコの演技を終ると「ああ、またプルシェンコか!」と思いすぐにスイッチを切って、慌てて売り場へ戻りました。その時点では大きなミスの無かったプルシェンコが、てっきり金メダルだと思っていたので、帰宅して録画を見てライザチェックの逆転の金メダルを知り、本当に驚きました。

金メダルのライザチェック、そして銅メダルの高橋大輔さん。二人とも荒川静香さんのフレンズである。どうしても昨年8月、新横浜で見た「フレンズ・オン・アイス」を思い出してしまいます。
当日見たライザチェックの「ラプソディ・イン・ブルー」のスケールの大きな演技を忘れることが出来ません。本当に我を忘れて見入ったものです。あの時の演技が、そのままオリンピックまで、つながっていたと思うと胸が一杯になります。

そして高橋大輔さん。最初の転倒の後は、まさに魂の演技を見せつけてくれました。
昨シーズンの怪我によるブランクの後、「フレンズ・オン・アイス」の初日の一回目の公演での、復帰後、初めての演技を私は幸運にも見る事が出来ました。おそらく、あの時、高橋大輔さんはいろいろな不安を抱えてリンクに立っていたはずです。荒川静香さんに紹介されてリンクに登場した時、本当に会場内が大きく湧きかえりました。
あれから半年後、見事にオリンピックの表彰台に登った姿を見て、半年前の「フレンズ・オン・アイス」での姿が重なり、感無量です。心からおめでとうと言いたい。

今日のライザチェックと高橋大輔さんの演技に共通しているのは、絶対、プルシェンコに食らいつくぞ!、あわよくば逆転するぞ!という気迫だったと思います。その気持ちが見事にフリーの演技から伝わってきて素晴らしい演技を見せてくれました。

織田君、小塚君は、おそらく次のソチ・オリンピックを目指すでしょう。織田君の演技中のアクシデントは本当に残念としか言い表わすことができません。高橋大輔さんは二回目のオリンピック出場で表彰台。はやく立ち直って、あの表現力豊かな暖かさを感じる演技を見せて欲しいものです。

最終グループとなると世界の強豪の中の強豪が、四年に一度のオリンピックという特別な雰囲気の中で、正にオリンピックでの、たった一回の演技に全てを賭けてリンクに立ちます。
そして、その演技からを見ていると、順位は別として、大きな感動を与えてくれます。
いよいよ来週は待ちに待った女子シングルが始まります。
どんな新たな感動が生れるか、胸がときめく思いです。