故郷の”泊”が放映された

８月２１日（金曜日）
MBS毎日放送で月～金曜日（１４：５５～１７：５０）　”ちちんぷいぷい”という関西のローカル番組がある。

夕方になればほとんど毎日のように見ている。スイッチを入れると、いきなり懐かしいなまりの言葉が聞えてきた。

漁港が出てきたので、たぶん山陰地方でロケをしているだろうと興味深く見ていた。

画面の右上に”鳥取・湯梨浜町で集合写真を撮ろッ！と書いてある。
湯梨浜町、漁港とくれば故郷の”泊”しかない。これは一大事と京都の姪っ子に電話をした。ああ残念、留守電になっていた。５時なので多分バイトへ行っているのだろう。
集合写真撮ろッ！というコーナーは道行く人に声をかけて、指定の時間・場所に集まってもらい、皆で集合写真を撮ろうという企画である。タレントの松本明子にそっくりの

MBSアナの”吉竹史”さんが早速いろんな人に声をかけて、今回の集合場所である泊漁港で集合写真を撮りましょうと村の中を歩き、出会う人を誘っていく。半世紀以上前に遊んだ路地が映されると郷愁を覚える。果たして集合時間の５時に何人集まるだろうか。５時になると子ども連れの家族がゾロゾロと集まってきた。漁港には１５人もの人が集まって、素敵な集合写真を撮れました～。

ロケは盆の頃で、関西からの帰省した家族が何人かいたようだ。
故郷の泊はグラウンドゴルフ発祥の地だ。グラウンドゴル場も素晴らしいが、グラウンドゴル場のある甲亀山から眺める日本海は絶景である。日本海に沈む夕日はこれまた息を飲むほど美しい。これらの放映があれば、関西の皆さんに認知していただけるのだが写らなくて残念だった。

有りそうで無いのがパンパスグラス

昨年の８月に源氏の好夫さんの家に行く途中の道端で、ススキのようでススキでない優雅な白い穂の植物を初めて見た。家に帰りデジカメで撮影したものを愛妻に見せると「これはパンパスグラスだよ」と教えてもらった。それ以降見たのはどこで見たのか忘れたが一度だけだ。滋賀の里を車で走っていると、愛妻が「あそこにパンパスグラスがあるよ」という。畑の隅っこでかたまって穂を出していた。

見事だったので車から降りてそばまで行った。丁度畑の持ち主のおじさんが出てきたので「見事なパンパスグラスですね」と誉めた。ニコニコした笑顔がその返事だった。

【豆知識】
・稲（いね）科。                   
・学名 ： Cortaderia selloana         
         　Cortaderia : シロガネヨシ属
        　 selloana   : ドイツの園芸家ゼローさんの名前
  Cortaderia（コルタデリア）は、アルゼンチンの現地語の「cortader（切断）」からきている。       
  葉っぱのふちがギザギザしていて手を切りやすいことからCortaderia argentea との説もある。
・原産地：南アメリカ（ブラジル、アルゼンチン、チリ） 。
アルゼンチンのパンパス地方に大群落を作っていて、そこから名前がついた。「パンパス地方に生えている、グラス（芝）」。
・花期：秋が見頃。うす茶色で羽毛状の穂が美しい。                                  
・別名 ：「白銀葦」（しろがねよし）。

滋賀の里は早や黄金色

８月２０日（木曜日）
実りの秋には少しばかり早いが、琵琶湖の西、比良の水田は一足お先にとばかりに稲穂が黄金色に輝いていた。

滋賀県の米は”近江米”と呼ばれブランド米だ。思わず車を止めて写真を撮った。田んぼのあぜ道には沢山のサギが羽を休めていたので、そばまで行ってみた。

近づくと臆病のようで一斉に飛び立った。直ぐ近くには比良の山々が連なり美しい。冬になれば雪景色もきれいだ。比良の海水浴場（湖水浴場？）では数人が泳いでいた。

京都市近辺の人は海水浴に行くと言えばほとんどが琵琶湖へ。先日見た浜名湖に比べれば琵琶湖は格段に透明度は良い。目隠しをして連れてくれば海に来たと錯覚することだろう。
帰路、湖西道路（数年前までは有料道路）を走っていると比叡山への下り口から逆走して上って来る車を発見。本線の手前２０メートルで逆走に気がついたようだ。バックするにも容易ではない。そのまま上って本線に出るにも車が多くこれまた大変。事故を起こしていなければいいが・・・。新聞で高速道路を逆走し、死亡事故を起こしている記事をたまに見かけるが本当におりました。怖いよ～。