ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

婆さんに顔を見せた

2009-08-10 02:15:21 | 旅行記

8月7日(金曜日)
目は覚めているが起きれない。典型的な二日酔いだ。時計を見れば8時を過ぎている。朝食を準備してくれていたが、何も欲しくない。味噌汁だけいただいた。ふっとカメラのことを思い出し辺りを探した。布団の中、部屋の隅々までくまなく探したが無い。最後のスナックに行く前に、店の前で写真を撮ったので、次のスナックに忘れたかも。確かめるには開店の夜8時にならねばどうにもならない。帰省したとき、今まで2回カメラを紛失しているので、多分出てこないだろうと半分あきらめた。11時に婆さんがお世話になっている倉吉市の老健施設へ顔を見せに行った。部屋に入ると婆さんはスヤスヤ眠っていた。顔をさすり「きたよ~」と何度も声をかけるが、目を開けてくれない。しばらくすると妹がやってきた。妹はこんなときはどうすれば良いか心得ている。本名で「○○さ~ん昼食ですよ」と呼びかければ目を開いた。妹が、「京都からゆみちゃんが顔を見にきただで、わかるかいなあ」と問いかければ分るとうなずいてくれた。今日は体調が良いようだ。顔を出しても誰が来たのか分らないときはガッカリする。食事は最近まで食堂で車椅子に座り食べていたが、気管支を患い点滴注射をしていたのでベッドで食べているようだ。ベッドを少し立てたべるのだが、以前に比べ食べる量は半分に落ちている。妹がいつ迎えにくるかわからんと言っていたが、そんな気もしてきた。「又来るけ~元気にしとってな」と言って老健施設を後にした。
昼を過ぎても体がシャキッとしない。今晩帰るには体力回復せねばと夕方まで横になった。夕方6時過ぎから妹の家に、4人きょうだいと家族が集まり8人で宴会をした。還暦祝いのとき以来なので5年ぶりになる。深夜帰るつもりなので乾杯程度で飲むのを控えた。きょうだいが揃っているときにもしものときの話をした。通夜はどこで、告別式はどこでするか合意を得た。8時になったので、スナックへカメラを忘れていなかったか電話をした。ありますよの返事が返ってくるのを期待していたが「ありませんね~」。ひょっとして帰りのタクシーにかも。どこのタクシーに乗ったか個人タクシーか覚えていない。とりあえず当たってみた。「今朝3時にタクシーにカメラを忘れたのですが届いていませんか?」「フジのカメラが届いていますね」。あった~。善は急げで、宴会途中に黙って抜け出し20キロ先のタクシー会社へ受け取りに行った。カメラを受け取り、カメラをしかってやった。「黙ってポケットから出るな!」。
帰れば皆さんから出てきて良かったな~と祝福の荒しだった。私がカメラを取りに倉吉まで行ったのであれば、そのまま京都へ帰ってしまったのではと予想していたようだ。そのまま帰れば1時間早く帰れたが、黙って帰るわけにはいかない。宴会の後片付けをし9時40分に出発した。いつもであれば友人T君の顔を見て帰るのだが、もう時間は遅い。後ろ髪を引かれる思いだ。湯原ICまで道はガラ空きで対向車は数えるほどだった。米子道、中国道、名神とノンストップでぶっ飛ばした。上りはスイスイと走れるが下りは盆の帰省客で結構渋滞していた。宝塚トンネル~天王山トンネル間の下りは12時というのに、切れ目無しに車が連なっている。3時間半で到着できるだろうと予想していたが、290キロを3時間で走破した。今での記録3時間10分を塗り替えた。こんな記録何の自慢にもならないが、我ながら飛ばし屋だなあと・・。自動速度監視装置にひっかかり、70キロオーバーの画像が送られてくればいた~では済まない。安全運転を誇ろうぜゆみちゃん。ハイわかりました。

コメント
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