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福島報告 避難の権利シンポジウム

2012-03-12 23:44:22 | 政治 平和活動
  3月10日原発いらない地球のつどい(主催:原発いらない福島の女たち)に参加した。早朝京都を出たが、会場の郡山市に着いたのはお昼を過ぎていた。会場は、展示を含め2会場8室で行われた。大会議室のシンポジウム「福島原発事故被害者のいのちと尊厳を守る法制定を求めて」は、参加者で溢れていた。パネラーの発言内容は・・・
 放射能被害一つ一つを健康被害としてだけでなく、社会的被害、国の政策の結果である秋元さん(日弁連・東日本大震災原子力発電所事故等対策本部原子力PT事務局長)
 このままでは何の落ち度のない被害者が責任を取らなければいけなくなる。被爆者の闘 いは今から
宇野さん(廃炉アクション福島)
 3回避難先を変えた。国内難民になった。人道上の問題として主張する。
中手さん(子どもたちを放射能から守る福島ネット) 
 福島棄民政策である。国や東電の責任が問われていない。12月の原発事故収束宣言は許 せない。健康調査は県がしているが、本来ならば国、そして東電に請求するのが当然。
  被害者支援の基本法を先行して権利等を定めるは必要。①健康の権利 ②避難の権利(疎開、移住、帰郷)③とどまっている人への保護と防御
石丸さん(双葉地区原発反対同盟)
 避難の過程でどれだけ多くの命が奪われたのか。震災関連死といえる。介護施設3ケ月 で77人死亡。平年の3倍。自殺も増えた。
  。
 熱心な論議がされたと思う。被害者が健康に生きる権利ということに実感をもってたシンポジウムだった。

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