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枚方の友人が基地のある岩国を訪問しました。

2020-11-03 14:42:29 | 安保法制・・戦争法
 沖縄の基地問題はよく話題になるが、知らないところで本土の沖縄化が進んでいると改めて認識した。
 調べると2020年8月29日付け長周新聞が、目についた。それのよると・・・。 

日本本土の沖縄化                                  
 首都圏の「軍事作戦司令部」から命令を飛ばし、岩国周辺の「空母艦隊の出撃拠点」を基点にして、九州一円の「訓練・物資補給拠点」「兵員投入拠点」「ミサイル部隊拠点」を総動員して他国に戦争を仕掛ける体制づくりが進んでいる。

岩国基地
岩国基地は厚木基地(神奈川県)からの空母艦載機(軍艦に搭載され、そこから運用可能な航空機)移転や「沖合移設」を掲げた滑走路増設で、すでに120機の軍用機と滑走路2本体制を備えた極東最大の軍事拠点。そのうえに空母艦載機であるF35Bの一個飛行隊を追加配備し、岩国基地を対アジアをにらんだ空母艦隊出撃拠点に増強しようとしている。在日米軍基地問題といえば、「米軍普天間基地返還」を掲げた名護市辺野古への新基地建設が大々的に報じられてきた。だが人々の関心を辺野古に釘付けにしながら、岩国基地を中心にした日本全土を攻撃基地に変える計画が急ピッチで動いている。
 外務省大臣官房参事官は「日米安全保障体制において岩国市は米海兵隊、海上自衛隊が駐留するきわめて肝要な地域だ。米軍との関係において日本国内でもモデルといえるような関係を構築しており、他の地域の負担軽減にとりくんでいることに感謝する」と強調。
 米軍岩国基地は在日米軍再編計画の実行でもっとも攻撃力が増した基地。
2010年に「沖合移設」した滑走路(2440㍍)の運用が始まり、滑走路2本体制へ移行。基地要員の数は5300人規模(2013年)
2014年には、普天間基地からの空中給油機15機移転、基地要員が870人増加。
2018年に厚木基地(神奈川県)から空母艦載機59機が移駐、基地要員が約3800人(軍人1700人、軍属600人、家族約1500人)増。F35Bの16機配備でも約130人増。
 現在、米軍関係者約1万200人、軍用機約120機と2500㍍級滑走路2本を備えた巨大基地となった。
基地には空母が接岸可能な軍港機能も備えられ、軍用機の配備数は「極東最大の空軍基地」と呼ばれた嘉手納基地(約100機)も上回っている。

 
馬毛島(まげしま)に着艦訓練基地 岩国から400㌔・・
こうした空母艦載機部隊に欠かせないのが陸上空母離着陸訓練(FCLP)基地。このFCLP基地を巡って防衛省は8月、地元住民の同意もないまま馬毛島(鹿児島県西之表市)にFCLP基地を整備する計画を発表。昨年11月に国の土地評価額の4倍近い160億円で、安倍政府が島ごと買いとることを決め、今年1月に現地調査を開始。防衛省は滑走路2本(2450㍍と1830㍍)、火薬庫、駐機場、燃料施設、訓練場を整備し、自衛隊員を150~200人常勤させる計画を示している。

築城(ついき)・新田原基地(にゅうたばる)強化 「普天間基地並み」・・・米軍の物資・補給機能の強化。
一つが空自築城基地(福岡県築上町)と空自新田原基地(宮崎県新富町)を「普天間基地並み」に増強計画。
築城と新田原は米軍再編計画のなかで「普天間基地が攻撃されたときや緊急時に使う」と位置づけられている。

築城基地は現滑走路(2400㍍)の海側を約25㌶埋め立て、普天間基地の滑走路と同じ2700㍍(約300㍍延伸)にし、駐機場、燃料タンク、火薬庫、庁舎、宿舎、倉庫も新設する計画が動いている。これとは別に農地を14㌶取得して基地を拡張し、駐機場と災害復旧訓練場をつくる計画も浮上している。

新田原基地は2700㍍の滑走路があるため、駐機場、燃料タンク、弾薬庫、庁舎、倉庫を新設し、誘導路を改修する計画が進んでいる。
日米政府は「米軍普天間飛行場の基本機能は名護市辺野古に移設し、普天間基地が持っているもう一つの緊急時使用機能を築城基地と新田原基地に移す。そのための施設を整備する」と主張。「普天間返還」と称して辺野古、築城、新田原の3カ所に同規模の基地機能を整備し、現行機能を3倍化する動きである。

佐世保には強襲揚陸艦 陸自に水陸機動団も・・・地上戦を中心にした兵員投入の拠点作り。
佐世保市では、米海軍佐世保基地に大型強襲揚陸艦「アメリカ」(満載排水量=4万5000㌧)が配備され、岩国のF35Bを搭載した運用や訓練が活発化し空母艦載機の動きと連動して海兵隊員など地上戦要員を迅速に展開するための準備をしている。

                                    知れば知るほど、軍拡の動きを止めたいと思う。

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