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大阪市の入墨調査を拒否して処分された看護士の森さんの話を聞きました

2012-10-29 23:21:30 | 大阪市入墨問題

 急遽、集まりをもった。この春から大阪市が全職員に入墨の調査をした。看護師の彼女は調査票の人体図を見て嫌悪感を持ったという。30年以上も患者に寄り添ってきた。救急病院に勤務していた時、自分を傷つけたりした患者等のさまざまな患者に出会ったいう。話の随所に、仕事を通じて身体のプライバシーへの配慮、人権感覚を身につけてこられたことがよく分かった。同時に今回の調査が、入墨の有無を問題にするのではなく、調査に応じないことが問題にされて処分されたのだと理解した。
 橋下市長は、この春、労働組合の選挙へのかかわりを問題にし、全職員に思想調査ともいえるアンケートを実施し、弁護士や憲法学者、そして多くの市民の抗議にあいアンケートを取りやめた経過がある。その後、より巧妙に「入墨はやくざ」という社会的通念を利用し、職員への管理・支配を強めようとしたのだと理解できた。公務員パッシングを利用し、地味に仕事をしてきた人も含め、職場の自主的な関係をつぶしている。おそろしいことだ。選挙に勝ったからといって全権委任してはいない。職員の人権を守らないし人が、市民の、とりわけ子どもたちや弱者といわれる市民を大切にするとは、考えられない。

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