楠葉の「5月祭」の様子です。楠葉中町の沖縄出身の方の話を聞きました。
昨日の大阪市議会において、橋下市長の従軍慰安婦の発言に対する市長としての責任を問う問責決議案が否決された。某会派の議員の市民感覚から離れた中途半端な動きには、怒りすら覚える。
今日の報道では、ノーベル賞平和賞受賞の女性5人が橋下発言非難の声明を出したという。5人は、対人地雷全面禁止運動で1997年のノーベル平和賞を受賞したジョディ・ウィリアムズさん(米国)イランの人権活動家シリン・エバディさん=2003年受賞、リベリアの平和活動家リーマ・ボウイーさん=11年受賞=達。
声明では「戦時における『性奴隷』は、性暴力であり、今日では戦争犯罪と定義されている」とし、「最も強い言葉で非難する」としている。そのうえで「性暴力は紛争後も被害者や社会に、長期間にわたって深い傷を残す。慰安婦への罪は個人や家族に大きな痛みを与えるだけでなく、東アジアの緊張を高め不信を増大させることになっている」として橋下市長に発言の撤回と十分な謝罪を求めている。
そして、声明は、日本の市民に対し、性暴力に反対する声を結集するよう呼びかけている。私は、橋下市長は、市長を辞めるべきだと考えている。今回の発言は、それほど今までの歴史で蓄積されてきた、「人として生きる」根幹を否定するものだと思うから。