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枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

枚方市長宛てに原発に関する要請を行います

2012-09-03 22:01:31 | 枚方市
 明日、枚方市長宛てに要請をする。枚方市長の6月枚方市議会でも原発に対する答弁に納得していないから。少しでも、原発事故を直視して欲しい。日本非核宣言自治体協議会の副会長なとして、原発事故も原子爆弾と同じく「核問題」としてとらえて欲しいものだ。以下 要請文

 枚方市として「原発に依存しない枚方市をつくる」姿勢を明らかにし、大飯原子力発電所3号機及び4号機の運転停止を政府と関西電力(株)に求めること(要請及び質問書)

 本年6月25日枚方市議会は、「大飯原子力発電所3・4号機の現時点での再稼動に反対する意見書」を採択しました。枚方市として議会の意見を尊重し、「意見書の趣旨」を生かした姿勢を明らかにすることを要請いたします。
 福島第一原子力発電所の事故は、事故が起こると甚大な健康破壊、生活破壊、環境破壊をもたらすことを私達に教えました。毎金曜日には、首相官邸前には、常に数万から10万を超える人々が「脱原発・再稼動反対」の抗議行動を続けています。その場には、多くの国会議員も参加し、ています。政府は、その反原発の声を無視することはできないと判断し、8月22日に野田首相と反原発を訴える市民との面会を行いました。関西電力本社前でも毎金曜日常に何千人の若い子どもづれのお母さん等、世代を越えた人々が「再稼動反対」の声をあげ続けています。そして、反原発の声は全国に広がり政治に大きな影響力を持ち始めています。
 また、政府が新しいエネルギー政策を決める討論型世論調査の結果も2030年の電力に占める原発の割合が全ての調査で原発ゼロが「多数意見」だったことが報道されています。「原発は、いらない」という民意は確実になっています。
 関西電力大飯発電所では、7月5日に3号機が、同17日には4号機が運転を再開されました。しかし、事故対応の際に不可欠な免震事務棟の整備等はすべて計画だけで済まされていること、しかも、大飯原子力発電所の敷地内に「活断層の疑いが極めて高い」断層(破砕帯)が存在するという新たな問題が指摘され、7月18日には原子力保安院がその調査を指示したところです。このことは、再稼働した大飯原子力発電所3号機及び4号機の安全性が確保されていないことを新たに示すものです。また、再稼動の理由とされた今夏の電力不足問題ですが、多くの専門家等が指摘していたように「再稼動がなくても電力の余力があった」との事実が明らかになっています。
 よって枚方市議会の意見書に述べられている「本来、原子力発電所の安全性と電力問題はてんびんにかけるものではありません」という姿勢を枚方市として明確にしていただきたく思い
下記の内容を要請いたします。尚、回答は文書にて9月24日までに回答をお願いいたします。
(要請内容)
 ① 本年9月に開催される枚方市議会において「原発に依存しない枚方市をつくる」と宣言して
ください。
② 枚方市議会で採択された「大飯原子力発電所3・4号機の現時点での再稼動に反対する意見書」の趣旨に基づき、大飯原発3,4号機の運転停止を政府や関西電力(株)に求めてください。

              提出者 平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会
                  枚方市禁野本町1丁目5番15号106号室
                     072-849-1545(FAX共)