スマートフォン:携帯販売台数の48%--年末商戦
2010年12月の携帯電話契約数 - ソフトバンク首位、年間純増でも3年連続1位
上記二つは1月に入ってからの「ウィトラの眼」の記事であるがこの二つは矛盾しているように見える。
12月の加入者数増加で見るとソフトバンクがドコモの2倍程度あり、圧倒的にリードしているが、12月のスマートフォンの販売ではドコモがかなりリードしている。どうしてこういう現象が起こるのだろうか?
統計が正しいとするとその理由は、ソフトバンクは新規ユーザが圧倒的に多く、ドコモは買い替えが多いということになる。あり得ない話ではないと思う。
iPhoneのほうは企業ユーザが社員に持たせるために2台目の端末として購入しているので加入者数増加につながる。一方ドコモのほうは一般消費者が買い替えているので台数増加にはつながらないということが想像される。
企業は意思決定から実際に行動に移すのに時間がかかるのでAndroid端末を企業が導入するのは今年の後半くらいだろう。あるいはソフトバンクが戦略的に企業ユーザに売り込んでいて、ドコモはその点で出遅れていると言えるのだろうか?
いずれにせよ、スマートフォンは仕事に使えるようになってきていて、そこをどうやって攻めるかがオペレータにとって重要になってきていることを示していると思う。
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