あざみ野にできたミニショッピングモール「あざみ野ガーデンズ」

私の住むあざみ野に「あざみ野ガーデンズ」というミニショッピングモールができた。10月2日オープンである。あざみ野駅からすすき野団地、虹ヶ丘団地への途中ににある「剣山スポーツガーデン」というゴルフの打ちっぱなし、フットサルコート、テニスコートのあるあたりの空き地を開発してできたものである。「剣山スポーツガーデン行き」というバスもいくつかあるが全て「あざみ野ガーデンズ行き」に変更されたので知名度は上がってくるだろう。

私もちょっと行って中の店をのぞいてみたのだが、私の感想は「これは失敗するな」という感じである。店の数は色々な店舗が10店舗程度で値段はやや高めで少し珍しいものが置いてある。スーパーもマルシェという若干高めの産地直送のスーパーがあるが、明治屋のような特徴は感じられない。以前ものブログにも書いた三規庭というミニショッピングモールとそっくりのコンセプトである。あざみ野は金持ちが多いのでその人たちを狙ったものだろう。しかし三規庭は失敗だったと思っている。5年ほど前にできたのだが以前このブログにサイゼリヤが撤退したことを書いたように、撤退する店が相次いで出ている。

あざみ野の住宅街は確かに金持ちが多い感じで、一戸建ての駐車場の車もベンツやBMW、フォルクスワーゲンと言ったドイツ車やレクサスなどが多い。しかし、団地の駐車場は殆ど日本車の小型車なのでそれほど潜在顧客数は多くなく、車で買い物に行く人が多いので、よほど特徴のある店で無いと客は集まらないだろう。今はできたばかりなので様子を見に来る客が集まっているが一月もすると閑古鳥が鳴いているのではないかと思う。

東急が開発に絡んでいることは間違いなく、三規庭を失敗と認識していないのだろうかと不思議に思う。富裕層を狙うのなら遠くから車で買いに来るような特徴のある店が不可欠だと思うが、それほど特徴のある店は無かった。私がやるなら大きなビルにして、ドンキホーテ、ヤマダ電機、ユニクロ、無印良品、紳士服の青木、といった有名店を誘致することを考えるだろう。