「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

インド人もビックリ、日本の鉄道技術!熱いラブコール!?

2011-09-20 23:59:07 | ニュ-スからひと言

        
昨日、インドのトリベディ鉄道相は、日本商工会議所の岡村正会頭らインド
訪問団と会談し、「デリーとコルカタ間1200キロを6~7時間で結ぶ高速
旅客鉄道を敷設したい」と述べ、日本に協力を求めました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110920-00000562-san-bus_all

デリー・コルコタ間は現在、高速貨物鉄道の整備計画が進められているが、
担当閣僚が旅客用高速鉄道の整備に言及したのは初めての様です。

今後、インド政府のインフラ整備計画に盛り込まれれば、日本の新幹線の
有力な売り込み先となります。

同鉄道相は「まず既存の鉄道整備を行い、高速化を進める。貨物だけでなく
旅客鉄道も必要だ」と指摘。「実現には資金や技術で国際的な協力が必要だ」
とした上で、「日本はすばらしいパートナーだ」と述べ、協力を求めました。

これに対し、岡村会頭は「日本の新幹線システムは東日本震災後、約1カ月で
復旧した。震災に非常に強い」と優位性を強調しました。

元気ない株式市場をよそに、いいニュースです。新幹線の高信頼性と安全性は、
1964年開業以来の実績が示すとおりで、インドだけでなく、ベトナム、米国など
受注に向け、官民挙げて取り組む案件でしょう。

この際、ハードだけでなく、ソフトを含めたシステムとして売り込めば、大きな
プロジェクトとなります。

さて、日経平均は、下落し142円安の8721円の大引けでした。
(出来高 概算14.1億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場、欧州債務不安の再燃と高値警戒感から6日ぶりの反落に
加え、S&Pがイタリア国債の格下げをを受け、過剰反応した日経平均は、
大幅下落となりました。円高高止まりも売り材料になった格好です。

日経平均は反落し、薄商いの中ジリ安商状で、ローソク足は陰線に転換。
それでも、何とか、8700円台をキープしました。

注目のNY市場、ギリシャを始め、欧州債務問題を巡る不安感の中、昨日の
大幅下落で、高値警戒感が後退し、売り買い交錯のスタートです。また、
欧州株高の動きや、FOMC政策期待もあり、買戻しの兆しもあります。

終了まで、反発して引けるか注目です。

明日の日経平均、反発してもOKだと思いますが、市場の反応やいかに!?

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復興増税11.2兆円規模って本当!?

2011-09-19 23:07:26 | 政治に物申す

         
3連休最後の「敬老の日」も、蒸し暑かった。夜になって少し凌げるが
台風15号通過予定後の彼岸過ぎは、本来の秋到来と願いたい。

そんな中、民主党税制調査会(藤井会長)は今週から、東日本大震災の
復興財源をまかなう臨時増税についての議論を本格化します。

16日に示された政府税制調査会の増税素案では、5年間の復興費を
13兆円と試算。このうち5兆円を政府保有株の売却や特別会計の見直し
などの税外収入でまかない、増税額を圧縮するとしました。

だが、民主党の前原政調会長は「税外収入などは5兆円よりも、さらに
上積みを目指したい」との考えで、党内では特別会計の「埋蔵金」への
期待が強まっています。(本田誠)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110916-00000124-mai-bus_all.view-000

民主党の財源検証小委員会では、国債整理基金に積んだ国債償還資金や
為替介入の資金を扱う、外国為替資金特別会計の積立金について「復興
財源に使ってよいのではないか」との意見が上がっています。 背景には、
特会の積立金が膨れあがっていることがあり、2009年度決算処理後の
積立金の合計は182兆4000億円にも達しました。

これに対し、政府側は特会の見直しによる財源確保に慎重。特会の積立金の
うち約8割は、主に保険料を財源として将来の年金などの支払いに備えるため
に積み上げており、復興への流用は負担の先送りにつながる懸念が強いため。

国債整理基金の残高約10兆円の取り崩しについても、政府側は「将来の国債
償還資金が不足することになり、国債市場の信任を損なう恐れがある」と反論。

外為特会の積立金約20兆円の活用に「超円高で外貨資産の評価損が膨張して
外為特会は約19兆円の赤字状態にあり、財務の健全性をさらに悪化させかね
ない」と難色を示している。

政府税調の素案で、特会の見直しによる税外収入は、エネルギー対策特別
会計の500億円と財政投融資特別会計の8000億円にとどまりました。

しかし、こうした政府の消極姿勢を問題視する見方もあります。富士通総研の
米山秀隆上席主任研究員は、「特会全体で毎年、20兆円を超える剰余金が
発生、多くが次年度予算に繰り入れられるが、繰り入れた年度も、ほぼ同額の
剰余金が発生し、翌年度に繰り入れられ滞留している。」と指摘しています。

「繰り越し分から、実際に使われる前年度の歳出繰り越しや債務の支払い分を
引くと、剰余金の半分程度に当る8兆~10兆円前後が、毎年遊んでいる計算に
なる」といい、無駄を徹底的に見直して、復興財源に活用する余地はまだ十分に
あると主張しています。


「増税ありき」の前に、今年度予算で決まっている日銀引受枠30兆円のうち、
未消化の18兆円があり、これを使えば復興増税を使わなくて済む。金融政策を
活用し、円高とデフレを克服すれば、法人税の伸びも期待でき、財政再建にも
一役買うことになります。
多元方程式の解は、「日銀の決断」にあると見るが、いかがでしょうか。

さて、東京市場が休場の中、週明けのアジア市場やEU市場が軟調で、今晩の
NY市場の波乱を想起させます。

週末に行われたEU財務相会合に対する失望に加え、独ベルリン市議会選挙で
メルケル首相が率いる政権与党が敗北した事や、ギリシャ首相が訪米を取り
やめたことを背景に、欧州債務問題の不透明感 再燃のようです。

終了まで、どこまで戻せるかポイント。

連休明けの東京市場、また、踏ん張り所となりそうです。

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9月第4週 相場展望と予定

2011-09-18 23:31:03 | 相場展望

         
3連休の中日、明日の東京市場は休場ですが、何とか来週に繋がった
格好です。

9/12週の日経平均は、週末にかけ、欧州債務危機の不安後退から
何とか、踏ん張った格好でした。9/15に日米欧の中央銀行が欧州へ
ドル調達のための協調支援を決定。また、週末にかけ、独仏がギリシャ
支援継続を決定し、ひとまず欧州債務懸念の後退、ギリシャ危機回避で
欧米市場の株価が持ち直し、外部環境影響大の東京市場への支援材料に
なりました。

結局、日経平均は、126円上昇(↑1.45%)の8864円の大引け
でした。

ただ、ドル/ユーロ共 対円で安値水準で、円の高止まりが問題で、日銀の
金融政策次の一手が必要な状況。市場を注視するだけの日銀は、多くの
日本企業を疲弊に進ませ、空洞化への道を進ませては、政府の成長戦略の
道筋を邪魔するバリアーとなっています。

政府/日銀連携しての緊急対応が必要です。

9月第4週(9/19~9/23)の主なイベントと予定は下記1.通り。

東京市場は連休を挟むため、立会い日数は3日間だけとなります。ただ、
米FOMCやG20などの会議も開かれ、この影響を大きく受けることが
考えられます。欧米の不安感が収束に向かう動きとなれば、買戻しも進み
日経平均9000円台の大台も可能性あります。

週末、シカゴ日経平均先物は、大証比+25円の8815円。現時点では
小幅高スタートが期待されますが、日本は3連休ですので、週明けの海外
市場の動向を織り込む必要があります。

日経平均の9月第4週(9/20~9/22)の予想レンジは、8600円~
9050円程度を想定しています。

1.9月第4週(9/19~9/23)主なイベントと予定
 9/19
  日本  休場(敬老の日)
  米   9月NAHB住宅市場指数
  米   レナー決算
 9/20 
  日本  7月景気動向指数改定値
  日本  8月コンビニエンスストア売上高
  日本  8月日本製半導体製造装置BBレシオ
  米    FOMC(~9/21) 
  米    8月米住宅着工
  米   8月建設許可件数
  米   オラクル、アドビ・システムズ 各決算 
  豪   中銀議事録
  独   9月ZEW景況感指数
  EU   EU経済相・財務相理事会(~9/21)
 9/21
  日本  国連総会へ野田首相出席予定
  日本  サッカーW杯 アジア3次予選(日本VSマレーシア)
  米   日米首脳会談
  米   8月中古住宅販売件数
  米   FRB政策金利発表
  NZ   ボラードNZ中銀総裁、講演
  英  中銀議事録
 9/22
  日本  ブレインパッド新規上場
  日本  気象庁、3カ月予報(10月~12月)
  米   新規失業保険申請件数(9/16までの週)
  米   8月景気先行指数
  米   米国債 10年物インフレ連動債(TIPS)110億ドル
  米   フェデックス 決算
  米   G20財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)
  NZ    第2四半期GDP
  EU   BRICs財務相会合、ユーロ圏経済の支援について協議
 9/23
  日本  休場(秋分の日)
  米   ダドリーNY連銀総裁、講演
  米   ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁、講演
  米   ナイキ決算
  ギ  ギリシャ、20億ユーロ短期証券、3カ月物償還日
  EU   トリシェECB総裁、講演
  世   国連総会、野田首相が一般討論演説
  世   IMF、世界銀行年次総会

2.NY市場、為替/債券 各結果(9/16)
 
 16日のNY市場はユーロ売りが優勢となった。この日はユーロ圏財務相
 会合が開催され、10月の始めにギリシャ第2次支援を最終合意する方向性を
 示していたが、担保問題など不透明な部分も多く、市場の信頼を勝ち取る
 ことは出来なかったようだ。

 また、ムーディーズによるイタリア国債の格下げへの警戒もあり、欧州債務
 問題への警戒感は根強い。今月は見直しの月。
 
 ガイトナー米財務長官がユーロ圏の会合に初の参加となり、欧州金融安定
 ファシリティー(EFSF)の規模拡大や、ECB、ユーロ圏内の意見の統一を
 訴えたようだが、ユーロ圏の反応は鈍く、現時点では空振りに終わったようだ。
 EFSF規模拡大やユーロ共同債、ECBが過度に重債務国の国債を購入することに
 ドイツが難色を示している。
 
 ユーロドルは1.37台半ばまで一時下落。NY株価が堅調に推移していたが、結局、
 1.38台を回復出来なかった。きょうの動きで、リバウンドの最初の関門となって
  いた10日線や8/29-9/12下降波のフィボナッチ38.2%戻し水準の1.3900
 付近に跳ね返された格好となってしまっている。

 米国債利回り
     2年債        0.169(-0.020)
     10年債       2.051(-0.031)
     30年債       3.314(-0.043)
     期待インフレ率  1.969(-0.003)
                  *期待インフレ率は10年債で算出
 
 16日のNY債券市場、利回りは低下した。序盤は株価が堅調に推移したことも
 あり、利回りは上昇する場面も見られたが、欧州債務への懸念は根強く、米
 国債への逃避買い的な動きは続いている。イタリアの格下げ観測も広がって
 おり、また、来週のFOMCをにらんだ動きも後半は見られたようだ。
 
 2-10年債の利回り格差は+188(前日+189)とほぼ変わらず。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=123361

3.NY株式市場 結果(9/16)

 NY株式16
    ダウ平均      11509.09(+75.91 +0.66%)
    S&P500      1216.01(  +6.90 +0.57%)
    ナスダック      2622.31(+15.24 +0.58%)
    CME日経平均  8825    (大証比:+35 +0.40%)
 
    出来高(億株)
    NYSE       18.11
    ナスダック    27.70
 
 16日のNY株式市場、ダウ平均は5日続伸。欧州債務問題に関して株式市場は
 比較的楽観視しているようだ。前日まで4日続伸していたことから、利益確定
 売りも出て、一時下げに転じる場面も見られたが、押し目買い意欲も強く、
 結局、5日続伸している。

 5日続伸は7月以来。きょう発表になった消費関連指標が底堅かったことで消費
 関連株が底堅く推移している。
 
 ダウ採用銘柄はP&Gやインテル、トラベラーズが上昇。一方でバンカメやJP
 モルガンは下落。
 
 ナスダックも続伸。アマゾン、イーベイなどネット消費関連が上昇をリード。
 携帯端末ブラックベリーの製造販売を手掛けるリサーチ・イン・モーション
 (RIM)が19%急落。

 前日引け後に発表した決算が弱かったことが嫌気されている。ブラックベリーの
 販売が今ひとつなことも投資家心理を悪化させた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=123360

4.NY市場、原油先物10月限、金先物12月限

   NY原油先物10月限(WTI)
     1バレル=87.96(-1.44 -1.61%)
 
 16日のNY原油先物相場は反落。本日はユーロ圏財務相会合が開催されている
 が、ギリシャ問題への具体的な進展はないのではといった警戒や、フィンランド
 によるギリシャ支援への担保要求問題が支援の妨げになるのではといった警戒感
 もあるようだ。
 
 為替市場でここ数日リバウンドしていたユーロもきょうは再び売りに押されて
 おり、原油も売りが優勢となった。10月限は90ドルの節目が強いレジスタンスと
 して意識される状況が続いている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=123353

   NY金先物12月限(COMEX)
     1オンス=1814.70(+33.30 +1.87%)
 
 16日のNY金先物相場は反発。本日はユーロ圏財務相会合が開催されている
 が、ギリシャ問題への具体的な進展はないのではといった警戒もあり、為替
 市場でユーロが売られる中、安全資産としての買いを集めた。NY株価が上昇
 していたことで、投資家のキャッシュ指向の高まりまでは感じられなかった
 ことも金の買戻しを誘発していたように思われる。
 
 12月限は1800ドル台を回復し、一時1825ドルまで戻している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=123354

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ブラジルでバイオ燃料増産!経済への影響は!?

2011-09-17 22:02:18 | ニュ-スからひと言

          
「敬老の日」を含めて3連休の初日。この時期に残暑の余韻に浸るとは
異常気象、地球温暖化の影響を感じないわけには、いかないようです。

そんな中、大手商社が経済成長が著しいブラジルで、サトウキビ由来の
バイオ燃料「バイオエタノール」の生産に乗り出している。と報じてます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110917-00000026-jijp-bus_all.view-000

上記フォトは、双日がバイオエタノールを合弁生産するマトグロッソ州の
工場(ブラジル)です。

地球温暖化を防止する意味で、脱化石燃料を掲げ、バイオ燃料の増産が
注目されていますが、サトウキビ由来とすれば、食糧との競合が問題です。

穀物を原料とする場合、食糧や飼料との競合で、食糧危機の引き金になり
かねません。日本は食糧自給率(カロリーベース)で約40%で、残りは
輸入に依存している事は、周知の通りです。

ただ、日本の場合、飢えの心配はほとんどなくても、グローバルに見れば、
世界人口69億人で 発展途上国の飢餓は、8.5億人。世界人口の1/8が
飢餓で苦しんでいます。

一方、人口の多い中国、インドの経済成長による急激な需要増加で、穀物の
需要が逼迫していることも事実で、トウモロコシ、小麦、砂糖の価格が上昇
しており、リーマンショックの前年(2007年)の原油高騰や食物高騰が
記憶にあたらしいところ。

今年もその影響が出ており、エネルギー問題の解消や地球温暖化防止で、
バイオ燃料が良くても、食糧価格高騰となれば、経済に悪影響。食糧由来に
問題ありそうです。

この解決の糸口は、バイオマス由来のエネルギー源のサーチであり、木屑
木片チップなど、食糧由来でないバイオマス利用によるバイオエタノール
生産なら、経済に悪影響を与える事なく、継続的発展するサステナブルな
経済と環境の共存社会の実現に貢献しそうですが、いかがでしょうか。

それでは、また。


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ギリシャ危機に追加支援決定!?

2011-09-16 23:59:09 | マ-ケット

         
今日、欧州連合(EU)のユーロ圏17カ国の財務相は、ポーランドで、
会合を開き、10月上旬までにギリシャへの追加支援を実施する方針で
一致しました。

ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念が再燃、世界的な金融危機を
警戒する声も高まる中、ギリシャ支援と危機拡大阻止に向けた政治的
決意を示した形となりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110916-00000125-mai-bus_all

ただ、実行に必要な加盟各国の議会承認など、なおハードルが残されて
います。

同会合に初めて出席したガイトナー米財務長官は「リーマン・ショックの
再発を防ぐため、米欧は緊密に連携する」と強調、「欧州諸国と欧州中央
銀行(ECB)は危機に一致して当たるよう要請する」と話しました。

今回のユーロ圏財務相会合では、ギリシャが約束通り財政赤字を削減
する事を条件に、80億ユーロ(約8500億円)の融資を実施する方針で
一致しました。支援が固まれば年末までの資金繰りが確保されます。

取り合えず、リーマンショック再来を回避した格好で、ヤレヤレ。
ここは、先延ばしと言われようが、ギリシャを支えることが重要です。
イタリヤ、スペインに飛び火するのをプロテクトした事が大きい。

3連休前、ホッとするニュースでした。

さて、日経平均は、大幅に続伸し195円高の8864円の大引けでした。
(出来高 概算19.2億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、欧州向け協調支援が好感され上昇し、日経平均も3連休
前ですが、懸念後退で買戻しの動きとなりました。

日経平均は大幅続伸し、節目の8800円台を回復するばかりか、25日移動
平均線(約8640円)を上抜いてきました。

3連休明けに繋がった格好です。

注目のNY市場、ギリシャ支援の決定や9月ミシガン大学消費者信頼感指数が
57.8(予想、57.0)と予想を上回り、上昇して始まっています。

終了まで、底堅い展開に期待したいところです。
日経平均、3連休後の続伸もあるかもしれません。

ブロガー、読者の皆さん、良い週末を!

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東京ゲームショー開幕。ソーシャルゲームが元気!?

2011-09-15 23:51:45 | ニュ-スからひと言

          
今日、開幕した東京ゲームショ-で、ソニーエリクソンが前日に発表した
スマートフォン(高機能携帯電話)「エクスペリア プレイ」(10~11月に
発売)を出展しました。家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)」の
ゲームが楽しめる“プレステケータイ”の実力は…。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110915-00000562-san-bus_all

産経新聞によれば、上記、プレステケータイを手にとると、スマホとして
やや小ぶり。ただ、角も丸みを帯びており手になじみやすい。本体の下部を
スライドさせると、まさにゲーム機。十字キーやプレステおなじみの○、△、
×、□ のボタンが現れた。ネット回線を経由してソフトを購入する「PSP  GO」に
よく似ているようです。

標準搭載されている「みんなのゴルフ2」をプレーすると、操作感はゲーム
専用機と何ら変わらない。との感想です。

電車内などで、暇つぶしに使うと思えば、十分なようです。

まさに、携帯ゲーム機戦争の狼煙があがり、ソーシャルゲームの台頭を見て、
ゲームと携帯電話の垣根は、取り払われている状況。

グリーなどの株が堅調な背景は、こんなところにもありそうです。

さて、日経平均は、反発し150円高の8668円の大引けでした。
(出来高 概算16.8億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が続伸と欧州財政不安の一時的後退で、売り込まれて
いた株の買戻しが入りましたが、自律反発の域と言ったところでしょうか。

ただ、日経平均は急反発し、節目の8600円台に戻り、5日移動平均線
(約8615円)を上抜き、ローソク足は陽線転換と、ひとまず踏ん張り
明日に繋がった格好です。

注目のNY市場、経済指標で、先ほど発表された9月フィラデルフィア連銀
景況指数は、-17.5(予想、-15.0)と予想から悪化の着地でした。

それでも、NY市場は上昇しています。ECBやFRB、BOEなど各国の
中央銀行が、ドルの流動性供給措置を発表したことを好感しているようです。

欧州株も上昇しており、それも追い風。

明日の日経平均、3連休前で、多少でも続伸したら来週につながりますが、
マーケットはどう評価するでしょうか。


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町工場がタイへ。 円高是正に即アクションを!?

2011-09-14 23:33:36 | ニュ-スからひと言

          
戦後最高値圏で推移する歴史的な円高を背景に、中小企業の間でも
東南アジアなど海外に生産を移転する動きが広がり始めました。

納入先の大企業などからコスト削減が求められる中、「国内生産にこだ
わっていては生き残れない」と判断しているためです。

約4000の中小企業が並ぶ国内有数のモノづくり集積地、東京都大田区
では、今年に入り18社の町工場がタイ進出を検討、うち4社は来夏まで
に現地操業を始める計画です。【永井大介】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110914-00000044-mai-bus_all

実際、大田区などの有力中小企業に対して、タイだけでなく、中国や韓国、
ベトナムなどの新興国が、大胆な税制優遇措置や電力料金免除などを提案し、
国ぐるみの工場誘致活動を活発化させており、急激な円高は誘致の追い風と
なっているようです。

経産省が大企業製造業と中小企業、約150社を対象に8月に行った円高に
関する緊急調査では、現行水準(1ドル=76円台)円高が半年以上続いた
場合、大企業製造業で46%、中小企業で17%が「工場や研究開発拠点を
海外に移転する」と回答しています。

中小企業の間では、以前から取引先の大手メーカーの海外進出に伴い生産
拠点を移す動きはありましたが、今回は事情が違うようです。
大田区の金属加工会社の経営者は「円高で輸出市場が縮小する中、日本で
生産していても生き残れない。」と切実です。

産業の空洞化に待ったをかける特効薬があるとすれば、日銀の追加金融緩和。
マネーサプライを増加させ、相対的にドルやユーロのマネー増加供給量に
追随させれば、円安に向かいます。

白川総裁は、勇気を持って実行に写す時期で、何もしない姿勢はかなり問題。
産業空洞化阻止には、税制面での減税も必要だが、まず、即効性のある金融
政策が求められます。

さて、日経平均は、97円安の8518円の大引けでした。
(出来高 概算17.7億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が上昇しての終了で、日経平均は続伸からのスタートでも
為替が、やや円高基調となり、買い意欲も減退。後場は、ムーディーズが仏
大手銀行を格下げしたことが伝わると、欧州財政危機への不安が頭をもたげ
売り直された格好です。

日経平均は反落し、5日移動平均線(約8640円)に上値を阻まれると、
ローソク足は陰線転換になり、年初来安値を更新と、踏ん張り所です。

注目のNY市場、欧州株高(サルコジ仏大統領がギリシャ救済のために手段を
尽くすと発言したことで欧州株は下げから一転、反発)を受け、上昇して
始まってますが、不安定な動きです。

終了まで底堅い動きとなれば、明日の日経平均買い戻されて良い状況ですが
マーケットは、どう反応するでしょうか。

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野田首相、所信表明演説。復興と成長戦略に道筋を!?

2011-09-13 23:43:29 | 政治に物申す

        
今日、野田首相は、衆院本会議で所信表明演説を行いました。演説の要旨は
以下の通りです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110913-00000646-reu-bus_all

1.閣僚辞任

 不適切な言動で辞任した閣僚が出たことは誠に残念。信頼を取り戻すため
 にも、原発事故の収束と被災者支援にまい進。

2.国家の信用

 政治が指導力を発揮せず、物事を先送りすることを「日本化する」と表現し、
 揶揄する海外の論調がある。国家の信用が危機にある。

3.復旧・復興

 内閣が取り組むべき最大、かつ最優先の課題。復興基本方針に基づき、3次
 補正の準備作業を速やかに進める。交付金や復興特区制度も早急に具体化。
 ・復興庁の設置法案を早急に国会へ提出。
 ・被災者への賠償と仮払いも急務。
 ・農作物や牛肉などの検査体制はさらなる充実を図る。
 ・大規模除染は国の責任で取り組む。

4.復興財源

 次の世代に先送りすることなく、今を生きる世代で連帯し、負担を分かち合う
 ことが基本。
 ・まずは歳出削減、国有資産売却、公務員人件費の見直しなどで財源をねん出。
 ・時限的な増税は、現下の経済状況を十分に見極めつつ、具体的な税目や期間、
  年度ごとの規模などについて複数の選択肢を多角的に検討。

5.世界的な経済危機

 ・震災以降、急激な円高や電力需給のひっ迫、国際金融市場の不安定化などが
  複合的に生じている。産業空洞化と財政悪化で、国家の信用が大きく損なわ
  れる瀬戸際にある。

6.エネルギー戦略

 ・「我慢の節電」から脱却できるよう、ここ1―2年の需給対策を実行。
 ・2030年までを見据えたエネルギー基本計画を白紙から見直し、来年夏を
  めどに新たな戦略を策定。
 ・中長期的には、原発への依存度を可能な限り引き下げていく方向性を目指す
  べき。
 ・安全性を徹底的に検証・確認した原発は、地方自治体との信頼関係の構築を
  大前提に、定期検査終了後の再稼働を進める。
 ・環境省の外局として「原子力安全庁」を設置して規制の一元化を進める。

7.円高と産業空洞化

 ・歴史的な水準の円高は、新興国の追い上げなど相まって、空前の産業空洞化
  の危機を招いている。
 ・空洞化を防ぎ、国内雇用を維持していくためには、金融政策を行う日銀と
  連携し、あらゆる政策手段を講じていく必要がある。
 ・まずは予備費や11年度第3次補正予算を活用し、思い切って立地補助金を
  拡充するなどの緊急経済対策を実施。
 ・円高メリットを活用して、日本企業による海外企業の買収や資源権益の獲得を
  支援する。

8.経済成長と財政健全化

 ・大震災の発生で財政の危機レベルはさらに高まり、主要先進国の中で最悪の
  水準。
 ・雪だるまのように、債務が債務を呼ぶ財政運営をいつまでも続けることは
  できない。
 ・歳出削減と経済成長による税収増、増税による歳入改革の「3つの道」を
  同時に展望しながら歩む、厳しい道のり。
 ・経済成長と財政健全化は車の両輪。新成長戦略の実現を加速する。
 ・大震災後の状況を踏まえた戦略の再強化を行い、年内に日本再生の戦略を
  まとめる。
 ・国家として重要な政策を統括する司令塔の機能を担うため、産官学の英知を
  集め、既存の会議体を集約。首相主宰の新たな会議体を創設する。
 ・環境エネルギーや医療関連分野を中心に、新たな産業と雇用が次々に生み
  出される環境を整備。
 ・郵政改革関連法案の早期成立を図る。

9.一体改革

 ・政府案を土台として、真摯(しんし)に与野党での協議を積み重ね、次期
  通常国会へ関連法案を提出。
 ・与野党が胸襟を開いて話し合い、法案成立に向け合意形成ができるよう、
  政策協議に各党・各会派に参加してほしい。

10.外交

 ・日米同盟は日本の外交・安全保障の基軸。21世紀にふさわしい同盟関係に
  深化・発展させる。
 ・普天間飛行場は固定化を回避し、沖縄の負担軽減を図るべく全力で取り組む。
 ・日中関係は戦略的互恵関係を深める。
 ・日韓関係は一層の関係強化。
 ・北朝鮮は関係国と連携し、日朝平壌宣言に基づき、拉致(らち)、核、
  ミサイルなど懸案の包括的解決を図り、国交正常化を追求。拉致問題は国の
  責任で、すべての被害者の帰国へ全力。

11.経済連携

 ・高いレベルの経済連携協定の締結を戦略的に追求。日韓、日豪交渉の推進、
  日EU(欧州連合)、日中韓の早期交渉開始を目指す。
 ・環太平洋連携協定(TPP)への交渉参加はしっかりと議論し、できるだけ
  早期に結論。

どれも重要だが、早急に実行すべきは、復旧・復興とその財源で、理想論より
長期復興債(20兆円規模)を発行すべきであろう。危機的状況で、その財源の
捻出協議より、実施・実行が重要である。

また、エネルギー戦略では、原発の縮小を図りつつも、安全を確認した上で、現状
原発設備を活用、再生可能エネルギーを普及させていく、ベストミックス戦略を取る
べきであろう。

経済成長については、日銀法を改正してでも、金融政策(大幅な追加緩和)を
政府とコラボして実施し、円高を阻止しつつ、産業空洞化を防ぐ。またTPPの
参加も必要と思います。

さて、日経平均は、3日ぶりに反発し80円高の8616円の大引けでした。
(出来高 概算16.8億株の商いでした。)

今朝方、NY市場の引け前の上昇でプラス圏となり、その流れから日経平均も
何とか踏ん張った格好です。欧州の債務問題は、ひとまず小康状態の状況も、
下押し懸念を防ぎました。ヤレヤレです。

日経平均は反発し、昨日から上値、下値を切り上げ、ローソク足は陽線となり、
5日移動平均線(約8689円)をターゲットにしています。

注目のNY市場、欧州債務懸念後退(中国がイタリア国債を買い入れる?)から
下落からのスタートも、上昇に転じました。予断は許さないが、底堅い展開に
期待したい。

明日の日経平均、続伸できるか正念場になりそうです。


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枝野経産相の後任で、成長戦略に道筋を!?

2011-09-12 23:59:19 | ニュ-スからひと言

          
今日、野田首相は、失言問題の責任をとって辞任した鉢呂氏の後任に枝野
前官房長官を内定しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110912-00000384-reu-bus_all

市場では、枝野氏の起用について、成長戦略の前進が期待できるとの声が
出ている様です。

今日の午前、民主党幹部は、枝野氏が新経産相に内定したことを認めました。
藤村官房長官は午前の会見で、経産相人事について「特に福島(原発事故)の
問題に復興担当相や原発担当相とともにしっかり取り組んでもらえる人」が
必要とし、「適材適所の考えは変わってない」と語りました。

野村証券金融経済研究所・チーフエコノミストの木内登英氏は、枝野氏起用に
ついて

1)菅政権で原発事故の対応に深く携わってきた
2)記者会見を手堅くこなし、失言などもない
3)民主党内では前原グループに所属し、原発規制行政の再編を担当する同
  グループの細野原発担当相とも密接に連携できる──  などが
  ポイントになったと分析しています。

そのうえで「財務相、経済財政担当相とともに主要3閣僚が前執行部の中核
メンバーで固められたことになる」とし、「枝野・新経済産業相の下で成長戦略
も前進することが期待され、今回の人選は、経済や金融市場にポジティブ」と
評価しています。

枝野経産相なら、即戦力で、調整能力や実務推進力に期待できそうで、TPP
推進や省エネ補助金など、経済活性化に向けた施策を打ち出してほしいところ。

さて、日経平均は、大幅下落し201円安の8535円の大引けでした。
(出来高 概算16.9億株の商いでした。)

週末の欧米市場の軟調さ、特にギリシャのデフォルト懸念により、日経平均も
軟調で、年初来安値更新となりました。ユーロ/円の円高も重石となりました。

日経平均の大幅下落で、ボリンジャーバンド-2σ付近まで下げており、また
正念場になりました。

注目のNY市場、下落からスタート。欧州市場が軟調(ギリシャのデフォルト)
など実体経済への懸念がNY市場にも伝播。FRBが、量的緩和第3弾を実施
するかもしれない状態になっています。

こうなると、円高の弊害を認識していて、何もしない日銀にも、大胆な追加金融
緩和が求められる所です。

明日の日経平均、下ひげをつけての戻りがあるか、注目しています。


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9月第3週 相場展望と予定

2011-09-11 22:30:59 | 相場展望

          
9月第2週の日経平均は、米国の景気後退懸念や欧州の債務問題再燃を
背景に、9/6に震災後安値(約8605円)を割り込み、どこまで下げるのか
と思われる場面もありました。 ただ、スイス中銀による最低為替レート設定
宣言やドイツによる欧州債務懸念の後退により、欧米市場の持ち直しで、
リバウンドを見せたものの、下値不安が残る週末迎えました。

オバマ大統領による議会演説も疑心暗鬼で、週末メジャーSQ通過後、
週末NY市場の様子を見たい動きから弱含みました。
結局、日経平均は、1週間で212円下落(↓約2.4%)の8737円の
大引けで終了しました。

9月第3週(9/12~9/16)の主な予定とイベントは下記1.の通り。

外部環境に大きく影響を受ける日経平均は、次のポイントは9/20~21の
FOMCで、バーナンキFRB議長が、禁断の次の一手を出すのか注目。

FOMCまで、米で経済指標の発表が相次ぎ、日経平均も一喜一憂の膠着
相場が想定されるが、G7での期待されない効果で、円/ドル為替レートで、
77円程度を維持できれば、現状のPER、PBRから下値は限定的と思いたい
が、週明けは安く始まりそうです。

日経平均、9月第3週(9/12~9/16)の想定レンジは、8500円~
8950円程度を想定
しています。

1.9月第3週(9/12~9/16)主なイベントと予定
 9/12
  日本  日銀金融政策決定会合議事録(8/4、5分) 
  日本  7~9月法人企業景気予測調査
  日本  8月国内企業物価指数
  日本  京王ズ、ウイルコム 決算
  日本  会社四季報発売日
  米   フィッシャー・ダラス連銀総裁、講演
  米   ブラード・セントルイス連銀総裁、講演
  米   国債入札 3年債(320億ドル)
  中国  市場休場
  印  7月鉱工業生産
  豪  7月貿易収支
  世  世界農産物需給報告
  世  OPEC月報
 9/13
  日本  臨時国会召集(~9/16)
  日本  野田首相 所信表明演説
  日本  サイボウズ、三井ハイテク、ナイガイ 決算
   米   8月輸入物価
  米   8月財政収支
  米   国債入札 10年債(210億ドル)
  英   8月小売物価指数
  英   8月消費者物価指数
  世   第66回国連総会開会(NY)
  世   IEA(国際エネルギー機関)月報
 9/14
  日本 7月鉱工業生産改定値
  日本 8月首都圏マンション販売
  日本 東京ドーム、アルデプロ、ヤーマン 決算
  米   8月小売売上高
  米   8月生産者物価指数
  米   国債入札 10年債(210億ドル)
  NZ   中銀政策金利発表
  英   8月失業率
  世   世界経済フォーラム(夏季ダボス会議)
 9/15
  日本 TYO 決算
   日本 東京ゲームショー
  米   9月NY連銀製造業景気指数
  米   8月消費者物価指数
  米   8月鉱工業生産
  米   8月設備稼働率
  米   9月フィラデルフィア連銀景況指数
  英   8月小売売上高
  ス  スイス中銀政策金利発表
  EU  8月ユーロ圏消費者物価指数
  EU トリシェECB総裁、講演
 9/16
  日本  アスクル決算
  米   9月ミシガン大学消費者信頼感指数
  米   7月対米証券投資
  印   インド中銀政策金利発表
  EU   非公式財務相会合

2.NY市場、為替/債券 各結果(9/9)

 9日のNY市場、ユーロを中心に全体的に売りが強まり、リスク回避的な
 動きを強めた。欧州債務問題への懸念が根強い中、ギリシャへの懸念が
 強まっている。今週末にもデフォルトを宣言し、ユーロを離脱するのでは
 といった憶測も広まっていた。

 ドイツ政府がデフォルトに備えて銀行保護の計画を準備しているといった
 情報も流れ、ギリシャへの不安感が増幅。ギリシャ政府は噂を完全否定して
 いたが、市場は不安感を払拭できず、CDS市場ではギリシャのデフォルト
 確率を91%まで織り込む動きも見られていた。

 そのような中、シュタルクECB専務理事の辞任が明らかとなり、市場が
 敏感に反応する場面も見られている。

 ユーロドルは7月安値1.3835水準をブレイクすると下げ足を早め、1.36台
 前半まで下落。また、ユーロ円は円高の逆風も加わって、一時105.30付近
 まで急落し、2001年7月以来、約10年ぶりの水準に落ち込んでいる。

 ドル円はドル買いの動き序盤は堅調に推移したものの、リスク回避の円高の
 動きに耐え切れずに売りが強まる場面も見られた。ただ、77円台は維持して
 下げ渋っており、底堅さは残っているようだ。

 なお、東京時間にオバマ米大統領が4470億ドル規模の雇用対策を発表して
 いたが、これがどこまで雇用確保に繋がるのか、議会の動きも含めて見極
 めたいとして、きょうのところは反応薄となっていた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=122577

   米国債利回り
     2年債         0.169(-0.020)
     10年債       1.918(-0.060)
     30年債       3.244(-0.065)
     期待インフレ率  1.979(-0.040)
                   *期待インフレ率は10年債で算出

 9日のNY債券市場、欧州債務問題への懸念が増幅しており、リスク回避的
 な動きから、利回りは低下した。

 10年債利回りは一時1.9%を割り込み、データによっては過去60年で最低水準
 に低下している。2%台を回復。2年債も0.16%台まで低下。

 2-10年債の利回り格差は+175(前日+178)に縮小。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=122576
3.NY株式市場結果(9/9)

 NY株式9日
   ダウ平均     10992.13(-303.68 -2.69%)
   S&P500     1154.23(  -31.67 -2.67%)
   ナスダック     2467.99(  -61.15 -2.42%)

   CME日経平均  8510  (大証比:-140 -1.65%)

   出来高(億株)
   NYSE       12.22
   ナスダック    20.63

 9日のNY株式市場は大幅続落。欧州債務問題への懸念が根強い中、売りが
 強まっている。今週末にもギリシャがデフォルトを宣言し、ユーロを離脱する
 のではといった噂まで流れる中、シュタルクECB専務理事が辞任することが
 明らかとなり、思惑を呼び込んでいた。ギリシャ政府は噂を否定したものの、
 市場の不透明感は払拭できず、リスク回避の売りが強まっている。

 ダウ平均は終始軟調な動きを続け、下げ幅は一時360ドルを超えた。
 きょうの下げで25日線を完全に下回っている。

 東京時間にオバマ米大統領が4470億ドル規模の雇用対策を発表していたが、
 これがどこまで雇用確保に繋がるのか議会の動きも含めて見極めたいとして、
 きょうのところは反応薄となっていた。

 ダウ採用銘柄は全銘柄が下落。マクドナルド、HP、JPモルガンが下落。
 マクドナルドは日本での売上げが不調で、8月の既存店売上高が予想に届か
 なかった。バンカメも下落していたが、4万人の人員削減計画が伝わったこと
 から、下げは小幅に留まっている。

 個別に売上高見通しを下方修正したTIは序盤は売りが先行したものの、後半
 になって買い戻されている。

 ナスダックも大幅下落。ハイテク株も売りが先行した。システムセキュリティ
 のベリサインが14%の急落。CFOが辞任し、買収への思惑が後退している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=122575
4.NY原油先物10月限、金先物12月限 各結果(9/9)

 NY原油先物10月限(WTI)
   1バレル=87.24(-1.81 -2.03%)

 9日のNY原油先物相場は大幅続落。欧州債務問題への懸念が増幅する中、
 シュタルクECB理事の辞任が伝わったことで思惑を呼ぶ格好。ギリシャの
 デフォルトの噂まで飛び出す中、原油もリスク回避の売りが強まった。

 10月限は一時85ドル台まで下落する場面も見られている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=122566

 NY金先物12月限(COMEX)
   1オンス=1859.50(+2.00 +0.11%)

 9日NY金先物相場は小反発。欧州債務問題の懸念が増幅する中、キャッシュ
 指向が強まり、金は利益確定売りが強まる場面も見られたものの、押し目買い
 の動きも見られ、前日水準まで買い戻されている。

 グリーンスパンFRB前議長がメキシコで講演しており、金上昇は通貨に対する
 不透明感の表れで、コモディティというよりも通貨としてみなすべきだろう。
 但し、金本位制に戻すにはあまりに困難とも述べていた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=122567

 
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