昨日、インドのトリベディ鉄道相は、日本商工会議所の岡村正会頭らインド
訪問団と会談し、「デリーとコルカタ間1200キロを6~7時間で結ぶ高速
旅客鉄道を敷設したい」と述べ、日本に協力を求めました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110920-00000562-san-bus_all
デリー・コルコタ間は現在、高速貨物鉄道の整備計画が進められているが、
担当閣僚が旅客用高速鉄道の整備に言及したのは初めての様です。
今後、インド政府のインフラ整備計画に盛り込まれれば、日本の新幹線の
有力な売り込み先となります。
同鉄道相は「まず既存の鉄道整備を行い、高速化を進める。貨物だけでなく
旅客鉄道も必要だ」と指摘。「実現には資金や技術で国際的な協力が必要だ」
とした上で、「日本はすばらしいパートナーだ」と述べ、協力を求めました。
これに対し、岡村会頭は「日本の新幹線システムは東日本震災後、約1カ月で
復旧した。震災に非常に強い」と優位性を強調しました。
元気ない株式市場をよそに、いいニュースです。新幹線の高信頼性と安全性は、
1964年開業以来の実績が示すとおりで、インドだけでなく、ベトナム、米国など
受注に向け、官民挙げて取り組む案件でしょう。
この際、ハードだけでなく、ソフトを含めたシステムとして売り込めば、大きな
プロジェクトとなります。
さて、日経平均は、下落し142円安の8721円の大引けでした。
(出来高 概算14.1億株の薄商いでした。)
今朝方のNY市場、欧州債務不安の再燃と高値警戒感から6日ぶりの反落に
加え、S&Pがイタリア国債の格下げをを受け、過剰反応した日経平均は、
大幅下落となりました。円高高止まりも売り材料になった格好です。
日経平均は反落し、薄商いの中ジリ安商状で、ローソク足は陰線に転換。
それでも、何とか、8700円台をキープしました。
注目のNY市場、ギリシャを始め、欧州債務問題を巡る不安感の中、昨日の
大幅下落で、高値警戒感が後退し、売り買い交錯のスタートです。また、
欧州株高の動きや、FOMC政策期待もあり、買戻しの兆しもあります。
終了まで、反発して引けるか注目です。
明日の日経平均、反発してもOKだと思いますが、市場の反応やいかに!?
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