「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

7月機械受注減少で、経済下支えは、円高是正の金融政策!?

2011-09-08 23:59:33 | マ-ケット

          
今日、7月機械受注が発表され、経済指標は、いずれも外需が一段と悪化し、
企業マインドに影響が表れてきたことを示す内容
となりました。

国内では、復興需要が期待される中で、企業の設備投資マインドも辛うじて
維持されているが、海外需要の減少や円高に伴う採算悪化により、当面その
回復力は弱まる可能性が濃厚となってきました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110908-00000942-reu-bus_all

7月の機械受注統計で、目を引いたのは外需が5カ月連続して減少した点。
振れの激しい統計にもかかわらず、これだけ連続して減少したのはあまり例が
なく、97年のアジア危機以来のことだと報じています。

シティグループ証券によると、外需は2月のピークから30.7%も低下。
「中国向けを中心に、資本財の輸出が伸び悩んでいることが背景とみられる。
欧米景気の減速もあわせて考えるなら、今後も外需は低調に推移する可能性が
高い」としています。 

8月分の統計で、先行き懸念がさらに鮮明になっている。8月工作機械受注で
外需が前月比減少に転じました。今後、国内機械メーカーの受注全体にも波及
しそうです。BNPパリバ証券は8月以降、欧米ソブリン危機で、金融市場が
不安定になり、世界経済の先行き不確実性が大きく高まったと指摘。

外需の落ち込みは「より幅広いセクターで企業の投資姿勢を慎重化させ始めて
いる可能性を示唆している」とみています。 

円高の影響も表れ始めた。8月景気ウォッチャーは足元と先行きともに悪化、
特に製造業は足元で円高の影響を指摘するコメントが多数寄せられています。

伊藤忠商事では「円高基調が変わらない下で、造船業で顕著な競争力低下が
今後、他業種に広がっていく可能性は否定できない」と懸念しています。また
競争力の優位を紙一重で維持できていたとしても、円高で国内生産のマージン
減少が続けば、企業は海外進出を加速、日本企業として競争力は変わらずとも
国内生産は細ってしまうと指摘しています。 

成長率見通しが下ぶれで、下支えは復興需要だけでは、心もとない状況です。
このままでは、企業の海外移転(雇用減少)→→消費低迷→GDP減少の図式を
払拭する、金融政策(円高是正)
にあります。

白川総裁が仕事[追加金融緩和(マネーサプライ→適正な円為替)]できる様、
サルが微力ながら、アドバイスしていきます。
 
さて、日経平均は、小幅続伸29円高の8793円の大引けでした。
(出来高 概算14.6億株の薄商いでした。)

欧州市場の一時的な債務懸念後退を背景に、欧米株式市場が上昇。日経平均の
追い風も、機械受注の悪化や週末SQを控え、戻り売りが強まった格好でした。

日経平均は続伸も、寄天の8800円台半ばから、上げ幅を縮め、ローソク足は
陰線転換となりました。踏ん張り所が継続です。

注目のNY市場、弱目の序盤も、バーナンキFRB議長の講演やオバマ大統領に
よる雇用対策発表などイベントが控えて、様子見姿勢となっています。

サプライズとなるコメントが出し難い中、マーケットがどう反応するか注目。

明日の日経平均、SQ通過のアク抜けとなり週末でも9000円を目指す動きと
なれば、来週につながりますが、さて、どうなりますか。


 ☆ 各1クリック 応援の協力を お願いします。☆ 

      

   にほんブログ村   

   株式投資ランキング