金融庁は3月から、銀行等が新たな決済サービスなどを手掛けやすくなる規制
緩和の検討を始めます。銀行や証券会社等を傘下に持つ「金融持ち株会社」に
対する規制を緩め、決済関連サービスを取り扱うIT(情報技術)企業などを傘下
に持てるようにすることが柱。インターネットを通じた電子商取引や電子マネーの
普及を踏まえ、これらに関連する事業に進出し易くして、サービスや経営効率の
改善を図ります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150225-00000102-mai-bus_all
金融庁は3/3、金融審議会(首相諮問機関)を開き、銀行のサービス拡充を
念頭に、金融持ち株会社の在り方を見直す有識者会議の設置を決める見通し。
年内にも規制緩和の方向性をまとめ、早ければ2016年の通常国会で銀行法
などの改正案を提出します。
銀行法は、金融持ち株会社が金融以外の事業会社に出資する事を制限してます。
事業会社の損失が銀行に波及し、金融システムの健全性を損なうリスクを避ける
ためです。
この銀行法改正が承認されると、3年後には、ネット通販、コンビニ電子マネー
決済関連などの新興IT企業など、金融持ち株会社は、M&Aの対象に物色する
かもしれません。今後の進捗に注目しています。
さて、日経平均は、小幅に反落し18円安の18585円の大引けでした。
(出来高 概算22.1億株の商いでした。)
今朝方のNY市場、イエレン議長の議会証言から利上げ急がずの趣旨が伝わると
上昇して終了。この流れを受け、小幅上昇して始まった日経平均でしたが、為替
円高シフトや5日続伸していたことから、下値が堅い小幅安でした
日経平均は反落も、拡大するボリンジャーバンド+2σ辺りの位置で、ジリ高の
基調は継続です。
注目のNY市場、小幅安のスタートですが、終了時プラス引けとなるか注目。
明日の日経平均、18600±50円程度のもみ合いを想定しています。
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