「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

黒田総裁、円安進行しても追加緩和の障害とせず!?

2015-02-18 23:59:09 | マ-ケット

            
今日、黒田日銀総裁は会見で、物価の基調が下振れた場合は追加緩和を
躊躇なく実行するとしつつ、一段の円安進行が、追加緩和の障害になる
可能性も否定しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150218-00000094-reut-bus_all

市場で早期の追加緩和を見込む向きは少ないものの、当面の焦点とみら
れる賃上げの帰すうによって、インフレ期待が想定よりも高まらない可能性
など、4月以降の金融政策決定会合で、本気度が問われる局面を迎える
可能性があります。

この日の会見で、原油価格下落を受けて足元の物価上昇率の鈍化が続く
一方、円安による中小企業や家計の負担増を警戒する、政府サイドの追加
緩和に対する慎重な発言などもあり、追加緩和の是非と円安の影響に関する
質問が相次ぎました。

これに対して総裁は、昨年10月末に実施した追加緩和により「原油価格に
よる消費者物価上昇が徐々に縮小している中でも、物価上昇期待は保た
れており、効果はあった」と指摘。今後も「物価の基調」が下振れ、物価目標
早期実現に必要となれば「躊躇なく調整をする方針に変わりはない」と強調
しました。

黒田総裁は、今後の物価上昇の動向を見て、追加緩和に含みを残した格好。
現状の為替水準を容認したばかりか、さらなる円安進行でもターゲット2%
ゴールに向けた意志表明とも受け取れます。
市場と対話が良くできていると思います。

さて、日経平均は、大幅に反発し212円高の18199円の大引けでした。
(出来高 概算27.2億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ギリシャ債務問題で、18日にもギリシャが譲歩するの
では、とのリリースで、プラス引けで終了。これを受け、日経平均上昇して
始まると、先物主導の売りが引っ込み、終日堅調な展開となりました。
銀行株などに動意づく銘柄が多く、参加者の安心感につながりました。

日経平均は、2007年以来の高値水準で、2007年2月の18300円
辺りをクリアーすると、更なる上昇相場へ移行となります。

因みに、2/16時点で、日経平均採用銘柄のEPSが1100円余りです
から、 PER16.3強で、18300円所を越えられます。

注目のNY市場、住宅着工件数が予想を下回る着地で、小幅下落からスタート。
終了時にどこまで戻すかポイント。

明日の日経平均、もみ合いを想定してますが、為替の119円台が維持できる
様なら、続伸するかもしれません。

                                  
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