「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

2月第2週 相場展望と予定

2015-02-08 23:55:30 | 相場展望

             
2/2~週 日経平均は、欧米市場や原油相場の動向に、振幅の大きい山・
谷ある相場展開でした。

週初は、米国の第4四半期GDP結果を先物が嫌気を示し、反落して開始。
月・火曜日で330円余り下落して、日経平均は、一時17300円台を付ける
場面も、原油相場が持ち直しを示し、欧米市場が堅調になると、為替円高
是正が働く中、国内企業決算がピークを迎える中、投資家のマインドも好転し、
先物主導で買い戻され、17600円台の戻りとなりました。

結局、日経平均は、1週間で約26円下落(↓0.15%)の17648円でした。

2月第2週(2/9~2/13)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末の米雇用統計は、一昨日書き記した様に改善が確認されたが、ダウ平均
反落。上げを維持できずに戻り売りに押されたのは、FRBによる金利引き上げ
時期が、年央辺りに実施されるのでは、との思惑でした。

週明けの日経平均、ギリシャの国債格下げはあるものの、為替が118円台
後半となっており、続伸スタートを想定しています。

主なイベントは、国内で2/912月国際収支、1月景気ウォッチャー調査
1/12に12月機械受注など。また米で2/12に小売売上高2/13に
ユーロ圏各国のGDPが発表されます。

外部環境に振らされる状況も、為替の円高是正となれば、好決算企業に
食指が動きそうです。、

また、新年度予算案も決定見込みで、社会インフラ関連の物色もありそう。
2/11はSQ週の中日だが、祝日休場であり、SQ週の上昇に期待したい。

日経平均、2月第2週(2/9~2/13)レンジは、17500円~17950円
程度を想定しています。

1.2月第2週(2/9~2/13)主なイベントと予定
 2/8
 中国 1月貿易収支
  独   メルケル首相、米・加訪問(~2/10)
 2/9
 日本 1月景気ウオッチャー調査
 日本 12月国際収支
 日本 1月工作機械受注
 日本 1月消費者態度指数
  日本 住友鉱、USS、日産、ダイキン、NOK 等 決算
  米   ロウズ 決算
  印   第4四半期GDP
  世   G20財務相・中銀総裁会議(~2/10、イスタンブール)
  世   OPEC月報
 2/10
 日本 12月第3次産業活動指数
 日本 ソフトバンク、大成建、三井不、東急、関西ペ 各決算
 日本 ケネディクス投資法人(REIT)新規上場
 日本 気象庁、エルニーニョ監視速報
  米   リッチモンド連銀総裁 講演
  米    国債入札 3年債(240億ドル)
  米   コカ・コーラ、CVSヘルス 各決算
 中国 1月消費者物価
 中国 1月生産者物価
  ス   スイス UBS 決算
 2/11
 日本 東京市場休場(建国記念日)
 日本 MSCI見直し銘柄公表(2/27実施)
  米   ダラス連銀総裁 講演
  米   国債入札 10年債(240億ドル)
   米   ペプシコ、シスコシステムズ、タイムワーナー、メットライフ
      アプライド・マテリアルズ 各決算
  蘭   INGグループ 決算
  伊   ウニクレディト 決算
 2/12
 日本 12月機械受注統計、1~3月期の見通し
 日本  KeePer技研 新規上場
 日本 スカイマーク、楽天、アサヒ、西武、電通 各決算
 日本 カメラ映像機器の祭典(~2/15、横浜)   
  米    1月小売売上高
  米   新規失業保険申請件数(~2/7の週)
  米   シカゴ自動車ショー
  米   国債入札 30年債(160億ドル)
  米  ケロッグ、AIG 各決算
  豪   1月雇用統計
   独 コメルツ銀行 決算 
   英  中銀インフレ報告
  仏  ソシエテ ジェネラル 決算
  ス  スイス クレディ・スイスG
 EU  首脳会議(~2/13)
 2/13
 日本  オプションSQ算出日
 日本 GPIF 米澤運用委員長 講演
 日本  大塚HD、リクルート、住友不、東京海上 大手生保 等 各決算  
  米  2月ミシガン大学消費者信頼感
  米  ダラス連銀総裁 講演
  米  AIG、CBS、エヌビディア、エイボン・プロダクツ 各決算 
 EU 第4四半期GDP
  独  第4四半期GDP
  仏  第4四半期GDP
  伊  第4四半期GDP
  ギ  第4四半期GDP

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/6)

 今日のNY市場はこの日発表になった米雇用統計が強い内容となったことでドル
 買いが強まっている。このところ、米経済の先行き懸念も台頭しており、米利上げ
 期待を後退させる動きも出ていただけに、きょうの米雇用統計は心強い内容となっ
 たようだ。

 失業率は悪化したものの労働参加率の上昇による所も大きく、注目の平均時給も、
 前回から一転し大幅な上昇を見せた。賃金上昇圧力が強まりそうな気配も見せて
 いる。原油安の影響でエネルギー産業のリストラ計画なども伝わっていたが、鉱業
 部門の雇用者数は、減少こそしていたものの、僅かな減少幅に収まっている。

 ただ、こちらはこれから統計に出てくる可能性もあり引き続き要注意ではある。

 とりあえず、きょうの米雇用統計は6月の利上げ開始見通しを裏付ける格好となり、
 一部、米地区連銀総裁もその見解を示していた。

 ドル円は119円台に一時上昇し、120円台に向けて一気に狼煙を上げた格好。
 原油が下げ止まりの気配を見せていることもドル円にとってはサポートとなった。

 このところ方向感の無い展開が続いていたが、上放れの気配も出ている。

 ただ、ギリシャ情勢が依然として混沌としており、来週以降の展開を待ちたい所も
 ある。

 ユーロドルは売りが強まっている。S&Pがギリシャを「B-」に格下げし、更なる
 引き下げの可能性を示していたことも重石となった。ただ、1.13台は維持しており
 下値ではそこそこ買いも入っていたようだ。

 米国とユーロ圏の格差を考えれば、更に下押ししても良さそうだが、これまでのユーロ
 売りでショートポジションがかなり積み上がっているものと見られ、きょうの米雇用
 統計はショートポジションの調整には好機ともなっていたようだ。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=243375
 米国債利回り
   2年債          0.648(+0.128)
   10年債        1.958(+0.138)
   30年債        2.527(+0.095)
   期待インフレ率  1.718(+0.031)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは上昇。この日発表になった米雇用統計は強い内容
 となったことで、このところ後退していた年央の利上げ期待を復活させている。
 また、原油の買戻しが続いていることもフォロー。

 10年債は1.95%台まで上昇し、政策金利に敏感な2年債も0.64%まで上昇している。
 2-10年債の利回り格差は+131(前日+129)http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=243374

3.NY株式市場 結果(2/6)

 NY株式6日
   ダウ平均         17824.29(-60.59 -0.34%)
   S&P500          2055.47(  -7.05 -0.34%)
   ナスダック           4744.40(-20.70 -0.43%)
   CME日経平均      17860     (大証比:+200 +1.12%)

 今日のNY株式市場、ダウ平均は反落。この日発表になった米雇用統計は強い
  内容となったものの、上げを維持できずに戻り売りに押されている。

 S&Pがギリシャを格下げするなど、ギリシャへの懸念が根強く、リスク回避的な
 雰囲気が強まることへの警戒感も出ていたようだ。

 ダウ採用銘柄ではインテルやナイキ、ビザが下落。一方、ベライゾンやAT&Tが
 上昇した。

 前日の決算を好感しツイッターやリンクトインが商いを伴って大幅高。ビジネス向け
 SNSのリンクトインは広告主や営業向けの新製品の伸び加速を見込んでおり、
 予想を上回る通期見通も示していた。また、ツイッターはアクティブユーザー数の
 伸びは鈍化していたものの、これに対してコストロCEOは、新たな機能追加を進めて
 きており伸びは既に好転しつつあると述べている。また、グーグルとの提携も発表
 されており、ツイートすれば直ぐにグーグルの検索に反映するようになるという。

 防衛機器大手エクセリスが36%超急伸。米通信機器のハリスが現金と株式交換で
  買収すると発表している。買収額は47.5億ドルで、1株当たり23.75ドルと、エクセ
  リスの5日の終値に34%を上乗せした水準。今回買収で、エクセリスは向こう4年で
  10億ドルのキャッシュフローを生み出すともしており、ハリス株も大幅高となっている。

 ナスダックも反落。アップルやフェイスブックなど主力株は軟調なものが目立った。

 ウェアラブルカメラのゴープロが大幅安。前日発表の決算は予想を上回る内容となり、
 1~3月期の見通しも予想を上回る内容となった。しかし、投資家の間では10~12月
  期の売上高と1~3月期の売上高見通しを比較すると、あまりにも落差が大きく、年末
 商戦への依存度が強過ぎるとして、成長性に懐疑的な見方も出ているようだ。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=243372

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/6)

 NY原油先物3月限(WTI)
   1バレル=51.69(+1.21 +2.40%)
 ブレント先物3月限(ICE)
   1バレル=57.80(+1.23 +2.17%)
 ブレント-WTI 6.11(前日 6.09)

 NY原油先物相場は続伸。きょうも値動きの荒い展開が続くなか、一旦底入れとの
 見方も強まっている。この日の米雇用統計が強い内容となったことで買い戻しが
 強まった。米国内の掘削装置の稼働数が減少したと伝わったこともフォロー。

 3月限は一時53ドル台まで上昇する場面も見られた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=243367
 NY金先物4月限(COMEX)
   1オンス=1234.60(-28.10 -2.23%)

 今日のNY金先物相場は続落。この日の米雇用統計が強い内容となったことで
 為替市場でドル買いが強まったことが圧迫した。

 4月限は1250ドルを割り込むと利益確定売りが加速し、一時1228ドルまで下落して
 いる。                http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=243369


                                  
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