「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

2月第3週 相場展望と予定

2015-02-15 23:41:07 | 相場展望

             
2/9~週の日経平均は、中日が祝日(建国記念日)となるSQ週で、祝日前は
ギリシャ問題やウクライナ問題が燻る中、もみ合いの展開も、2/12ギリシャ
問題救済期待やウクライナとロシアの停戦合意を背景に、為替が、ドル/円で
120円台をつけると上放れとなり、ザラ場に18000円台回復する場面もあり
ました。

結局、日経平均は、1週間で264円上昇(↑1.5%)17913円の大引けでした。
SQ週の週足が3カ月ぶりに陽線となり、先高感が継続した格好です。

2月第3週(2/16~2/20)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末の欧米市場が、比較的堅調だったことを受け、為替の円高高止まリの中、
小幅上昇の週明けを予想しますが、2/16ユーロ財務相会合で、ギリシャとの
妥協案を見出せるか注目です。

また、経済指標で、国内で2/16第3四半期GDP速報、2/18日銀金融政策
決定会合、2/18訪日外国人客数、2/19の1月貿易収支など注目です。

海外は、 2/17に米で2月NY連銀製造業景況指数、独の2月ZEW景況指数
2/18に 米の1月生産者物価、1月住宅着工件数、1月鉱工業生産、2/19
米の新規失業保険申請件数、1月カンファレンスボード景気指数など材料に。

国内は主要企業の決算がほぼ出揃い、決算による見直しや内需株主導の物色
するかポイントです。

中国が春節に入り、外国人訪日客数などの増加が確認されると、インバウンド
消費関連もフォーカスされそうです。

日経平均、2月第3週(2/16~2/20)レンジ17650円~18250円
程度を
想定しています。

1.2月第3週(2/16~2/20)主なイベントと予定
 2/15
  米  国債償還 3年債 (359億ドル)
            10年債(342億ドル)
            30年債(126億ドル)
 2/16
 日本 第4四半期GDP速報
 日本 1月首都圏新規マンション販売
 日本 クラレ 決算
  米    祝日休場(プレジデンツデー)
  ウ   第4四半期ウクライナGDP
 EU  ユーロ圏財務相会合
 2/17
  日本 日銀金融政策決定会合(~2/18)
 日本 1月百貨店売上高
 日本 ブリジストン 決算
 日本 中部国際空港開港10周年
  米   2月NY連銀製造業景況指数
  米   2月NAHB住宅市場指数
  米   グッドイヤー、メドトロニック 各決算
 中国 1月70都市住宅価格指数
  独   2月ZEW景況指数
 EU  EU財務相理事会
 2/18
 日本 日銀金融政策会合結果
 日本 黒田日銀総裁 記者会見
 日本 1月訪日外国人客
 日本 ファーストブラザーズ、ファーストロジック 新規上場
  米   1月生産者物価
  米   1月住宅着工件数
  米   1月建設許可件数
  米   1月鉱工業生産
  米   FOMC議事録
  米  パウエルFRB理事 講演
  米  ウォルマート、ニュ-モント・マイニング、プライスライン 各決算
 中国 休場(~2/24 春節)
  独   ドイツ証券取引所 決算
  仏   クレディ・アグリコル 決算
  英   1月失業率
  英   中銀議事録
 2/19
 日本 日銀月報
 日本 1月貿易収支
 日本 1月粗鋼生産
 日本 ALBERT 新規上場
  米   新規失業保険申請件数(~2/14までの週)
  米   1月カンファレンスボード景気指数
  米   ウォルマート、ディレクTV、ニューモント・マイニング 各決算
 香港 休場(~2/20 春節)
  印  インド市場 休場
 台湾 休場
 2/20
 日本 1月コンビニエンスストア売上高
 日本 ホクリョウ 新規上場
  米   ファニーメイ 決算
 香港 休場(~2/20 春節)
  印   インド市場 休場
 台湾 休場 
 EU  2月ユーロ圏製造業PMI速報
 2/22
 日本 「竹島の日」で島根県が記念式典
 日本 東京マラソン
 日本 フェブラリー・ステークス

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/13)

 今日のNY市場はドル売りが優勢となった。この日発表になったミシガン大消費者
 信頼感指数が予想を大きく下回ったことをきっかけにドルは値を落としている。

 この所 産業系の指標にはやや不安な指標も出ているが、米消費者のセンチメントに
  関する指標は強さを堅持していた。ただ、ユーロ圏や中国、そして原油下落による
 石油産業への影響が懸念されているのか、米消費者のセンチメントも前回から大きく
 低下。

 ドル円は119円台から一時118円台半ばに下落。今週はドル買いが強まり120円
  台を回復する場面も見られたが、滞空時間は短く押し戻された格好。

 ドル高への期待は根強いものの、足元はユーロのショートカバーが強まっており
 自律反発の兆候も出る中、ドル独歩高も一服の雰囲気も見られる。一方、円自体の
 ほうは日本政府や日銀内からも、これ以上の円安には懸念も出始めているといった
 観測もあり、日銀の追加緩和への期待もやや後退しているようだ。

 このような状況下ではドル円の上値を積極的に追う雰囲気にはならないようだ。

 一方、ユーロドルは1.14を挟んでの上下動となった。来週16日のユーロ圏財務相
 会合を控えて、きょうは方向感のない展開が見られていた。ただ、きょうは21日線が
 1.1380付近に来ていたが、その水準はしっかりと維持されており自律反発のムード
  は、継続といったところ。

 また、ギリシャ銀の関係者によると、EUとの交渉が暗礁に乗り上げていることで
 ギリシャの市中銀行からの預金流出が更に加速しているという。ECBが緊急流動性
 供給(ELA)の拡大を決定したが、預金流出加速や来週のイベントに対する予備も
 あり、市中銀行はELAへのアクセスを活発化させているという。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=244033
 米国債利回り
   2年債          0.637(+0.013)
   10年債        2.038(+0.054)
   30年債        2.642(+0.066)
   期待インフレ率   1.692(+0.030)
                   *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは上昇。この日発表になったミシガン大指数は弱い
 内容だったものの、ドイツのGDPが予想を上回った他、ギリシャ協議への期待も
 あって、欧州懸念が一服していた。

 10年債利回りは2%を再び回復し、政策金利に敏感な2年債も0.64%まで一時上昇
 している。
 2-10年債の利回り格差は+140(前日+134)。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=244032
3.NY株式市場 結果(2/13)

 NY株式13日
   ダウ平均     18019.35(+46.97 +0.26%)
   S&P500      2096.99( +8.51 +0.41%)
   ナスダック      4893.84(+36.22 +0.75%)
   CME日経平均 18085     (大証比:+125 +0.69%)

 今日のNY株式市場、ダウ平均は続伸。この日発表のドイツのGDPが予想を上
 回ったことや、ギリシャ協議への期待感もあり、欧州株と伴に米株も上昇した。

 ダウ平均は18000ドル台を回復し、S&P500は終値ベースで最高値を更新してる。

 ダウ採用銘柄では、原油の下げが一服していることで、キャタピラーやシェブロン
 など関連銘柄が上昇。一方、アメックスが続落した他、ファイザー、コカコーラも
 軟調。

 ゲームソフト開発のキング・デジタルが大幅高。前日の決算が予想を上回ったことが
 好感されている。特別配当も発表されていたが、市場が最も好感したのが、同社の
 主力ソフトのキャンディ・クラッシュ以外のタイトルの売行きも好調だったことの
 ようだ。一時18.00ドルまで上昇する場面も見られ、昨年3月のIPO以来の上昇率と
 なっている。

 ナスダックも続伸。マイクロソフト、アマゾン、イーベイが上昇した一方、フェイス
 ブックは軟調。

 共同購入サイト運営のグルーポンが上昇。前日発表の10~12月期決算が予想を上
  回ったことがサポートしている模様。ただし、1~3月の業績はドル高の影響もあり、
 1株利益はゼロ~0.02ドルと予想を下回る見通しとなっている。売り先行で始まった
 ものの、値ごろ感も指摘されており、売り一巡後は買いが活発に入った模様。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=244030

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/13)

 NY原油先物3月限(WTI)
   1バレル=52.78(+1.57 +3.07%)
 ブレント先物4月限(ICE)
   1バレル=61.52(+2.24 +3.78%)
 ブレント-WTI 8.74(前日 8.07)

 NY原油先物相場は続伸。米企業の生産削減への期待を材料にショートカバーが
 強まっている。この日発表の米指標が弱くドル高が一服していたこともフォロー
 となった。

 ただ、原油は更に下落するとの見方も根強く、米大手銀は価格が安定する前に
 35ドル以下に下落する可能性を指摘していた。
 3月限は一時53ドル台まで回復。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=244024
 NY金先物4月限(COMEX)
   1オンス=1227.10(+6.40 +0.52%)

 今日のNY金先物相場は続伸。この日発表のミシガン大消費者信頼感指数が予想を
 大きく下回ったことで、為替市場でドル売りが優勢となったことがサポートした。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=244025

                                  
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