原油安の影響で、企業業績の明暗が分かれている。原油在庫の価値が目減り
したほか、原油安を背景とした資源関連事業の低迷で、大手石油元売りと総合
商社は平成27年3月期に合計1兆円を超す損失が発生する見通しです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150205-00000593-san-bus_all
一方で燃料費が安くなるなど、空運や海運会社の業績は上振れている。原油
安は原材料やガソリン価格の下落などを通じて個人消費を刺激し、長期的に
景気にプラスの効果をもたらすとみられるが、一部の業種では厳しい経営を
迫られています。
上図の表にあるように、運輸(空運、海運、陸運)は増益に、石油や商社は
減益になっています。
ただ、1年先を見ると、原材料安による企業のコスト削減効果や、ガソリン
安などで個人消費が盛り上がる方向に作用するでしょうから、28年3月期
以降は、原油安が企業業績や景気に追い風になるものと思われます。
よって、負の面よりプラス面が効いてくるので、銘柄選定の参考になります。
さて、日経平均は、反落し174円安の17504円の大引けでした。
(出来高 概算26.4億株の商いでした。)
NY市場が底堅い終了で、日経平均も底堅いかと、思われましたが、ギリシャ
ユーロ離脱憶測や原油安を材料に、先物主導の売りで、200円近く下げた
が、何とか17500円台をキープしました。
日経平均の反落で、5日線レベルの攻防ですが、13週線は越えており、週末
の値固めから上へのリバウンドが期待されます。
注目のNY市場、雇用指標や原油高を背景に上昇してのスタートです。
終了時まで波乱無くキープできるか、ポイント。
明日の日経平均、早速の反発を想定しています。
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