「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

TPP交渉は、妥結に向け前進!?

2015-02-02 23:58:39 | ニュ-スからひと言

             
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉参加12カ国による首席
交渉官会合は1日、NYで7日間の日程を終え、閉幕しました。交渉は
一定の進展を得たようだが、知的財産権や国有企業など一部の分野は、
なお各国の主張に隔たりが残り、閣僚会合の開催に向けて引き続き、
事務レベルの調整を続ける。一方、日米間の協議は合意の公算が大きく
なり
つつあり、2日からワシントンで、農産品関税を巡る事務レベル協議を
再開します。                                【平地修】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150202-00000074-mai-bus_all

今春のTPP全体の合意を目指し、一連の交渉は大詰めを迎えている。

今回の首席交渉官会合では、投資や貿易ルールの各分野で、できるだけ
各国の間合いを狭め、政治レベルで決着を図る論点を整理したうえで、
全体合意を目指す閣僚会合の開催につなげる狙いがありました。

ただ、交渉関係者によると、新興国の優遇措置が問題となっている国有
企業改革では、各国の個別企業の扱いについての議論が進まなかった。
また、最大の難航分野である知的財産権では、新興国と米国が対立する
医薬品の開発データの保護期間の扱いで溝を埋められず、閣僚間で決着
に持ち越します。

その他にも多くの課題を残したままだ。このため、引き続き事務レベルで
調整を続ける事になり、閣僚会合については「いつ、どこで開くか、これ
からの調整になる」(交渉筋)という。

一方、日米協議を巡っては、フロマン米通商代表が1月下旬に開かれた米
議会の公聴会で「今後数カ月以内に(TPP交渉を)妥結させる」と発言
するなど、交渉の進展を示唆する発言が相次いでいます。

日本の農産品関税を巡る日米協議は、大江首席交渉官代がワシントンを
訪問して2日午前(日本時間3日未明)に再開。米国産米の輸入拡大や、
牛・豚肉の大幅な関税引き下げなどで両国は歩み寄っており、詰めの協議を
急ぎます。

2月中にも日米間でフロマン氏と甘利TPP担当相の閣僚協議を行い、合意
する公算が大きくなっている。

交渉を主導する日米が合意すれば、12カ国全体の交渉を後押しする大きな
材料になる。交渉参加国は、3月中にも首席交渉官会合を再開し、同月中の
閣僚会合に向けて下地を整える作業を急ぐ見通しだ。その場合、米国と新興
国などが対立してる知的財産権と国有企業改革でどこまで歩み寄りを図れる
かが最大の焦点となります。

年先や10年先を見据えて、国益を損ねない形で、妥協点を見出せるか。
農畜産分野も自由主義経済、市場の競争原理が導入されるかもしれません。
政府は「損して得取れ」を鳥瞰して見通せるか、交渉力が問われます。

さて、日経平均は反落し、116円安の17558円の大引けでした。
(出来高 概算22.9億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、原油は反発しましたが、GDP速報値が予想を下回り
この嫌気した売りで下落。日経平均、この流れを受け下落し下押す場面も、
先高感から買い戻され、100円超の下落で済んだ格好です。

日経平均は下落も、下値は25日線辺りがサポートとして機能し、1/27の
マド埋め完了で、ここからの反発が期待されます。

注目のNY市場、もみあい展開から反発できるか注目されます。

明日の日経平均、下ひげをつけての陽線引けと反発なるか、先物主導の
動きがキーになりそうです。

                                  
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