土曜日、今朝起きて、ギリシャ債務問題が妥協点で合意できて良かった
と思いました。決裂は、世界経済、マーケットに悪影響でしたから。
正確に言うと、今回は合意延長と言うことで、2月末の期限が金融支援を
4カ月延長する事になり、リスク要因が下火になりそうです。
ただ、合意延長の条件として、ギリシャ政府は23日迄にEUに改革案の
リストを提出しなければなりません。
これは、提出するでしょうが、次回6月頃、蒸し返しの議論になるかも・・・。
さて、今晩は、「春節関連の伏兵銘柄」の記事をアップします。
「いい正月でーびる」。沖縄の言葉で「あけましておめでとうございます」と
いう意味です。沖縄にはお正月を旧暦で祝う地域があります。旧正月に
なると、いつもは人通りの少ない町の商店街も、食材などを求める多くの
人でにぎわいます。
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20150220-00061181-shikiho-column
中国文化の影響を強く受けた沖縄ならではの光景かと思いますが「春節」で
活気づくのは沖縄だけではありません。
東京株式市場も「春節ムード」に包まれています。訪日外国人関連銘柄物色
活発化。「春節」商戦の盛り上がりに期待した買いの矛先が百貨店・家電
量販店株などに向けられています。
ビックカメラの広報担当者によると「中国人観光客に人気なのは炊飯器、温水
洗浄便座、カメラなど。非家電では昨年10月に免税品目として追加された
化粧品や医薬品などの売り上げが好調」。今年の春節は前年の2倍ないし
3倍の売り上げが目標だそうです。
この担当者によれば、中国人女性の支持を集めているのが「美容家電」です。
確かに、美容機器コーナーへ足を踏み入れると、中国語でのやりとりが聞こえ
てきます。美容家電といえば、トレンドを牽引するパナソニックやボディケア
機器を手掛けるヤーマンなどの存在が思い浮かびますがこのほど、ある企業が
美容機器業界に異例の参入を発表しました。なんとソニーでした。
同社は、強みであるカメラのイメージセンサーを搭載した肌解析システム
「ビューティーエクスプローラー」を来月中旬、業界向けに発売する予定。
株式市場で今、ソニーをめぐる話題といえば、自動運転車などを開発・研究
しているベンチャー企業「ZMP」に出資し、イメージセンサー技術を融合
させて、自動運転車を開発することです。
美容家電の市場は最近、右肩上がりで推移。野村総合研究所の「美容家電に
関するアンケート」によると、15年には1732億円規模に達すると見込まれて
います。
自動車のカメラ用画像センサー、つまり「車の目」のマーケットへの参入で
株式市場関係者の耳目を引いたソニー。最近の同社株上昇は、肌のキメを
見る「目」に多くの投資家が魅入られているからなのかもしれません。
こんな視点で、銘柄を発掘すると、おもしろいかもしれません。
それでは、また。
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