今日、安住財務相は、朝方よりさらに円が対ドル、対ユーロで上昇した状況に
ついて「(為替の)過度な変動、行き過ぎた投機的な動きには断固たる措置を
とる。わたしは(断固たる措置を)とる時はとる」と述べ、急激な為替の変動に
対して、あらためて介入も辞さない決意を示しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120723-00000088-reut-bus_all
欧州では、スペインの懸念が拡大(新たに6つの州が支援要請?)し、ザラ場
対ユーロや対ドルで、円高進行で、政府もたまらず、上記コメントリリースと、
口先介入ではあっても、政府の情報発信は、必要です。
また、金融支援の実施が遅れているギリシャについても、7/24協議が再開
される予定です。ギリシャは「つなぎ融資」を要請するとみられています。
さらに、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の不正操作問題で、規制当局に
よる調査が拡大するとの懸念もあります。
不安要因オンパレードで、株式市場は、過剰な先取り下落となった格好です。
先の日銀金融緩和決定会合で、果敢に追加緩和に踏み切っていたら、ここまで
円高進行も見られず、株式市場も下落していなかったでしょう。
日銀は、仕事をしない集団で、金融政策のガンと言っても過言ではありません。
さて、日経平均は、大幅下落の161円安の8508円の大引けとなりました。
(出来高 概算14億株の薄商いでした。)
日経平均は、続落でスタート。先物市場で、為替に絡んだ仕掛け的な売買も入り
下げ幅を拡大した格好です。何もしない日銀と、先物に舐められた格好です。
注目のNY市場、大幅下落からのスタートですが、終了までどこまで戻すか。
明日の日経平均、欧米市場の下落を、大幅に先取りして値を崩しており、円高
進行がなければ、下ヒゲをつけての反発をして良い水準。
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