「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

東電、家庭向け電力料金の値上げ圧縮しても、適正価格は!?

2012-07-19 23:57:46 | 企業を斬る

             
今日、政府は東電による家庭向け電気料金の値上げ幅を、申請の平均
10.28%から8.47%に圧縮することを決めました。人件費など原価が
削られました。実施は9月1日。東電の広瀬社長によると値上げ幅の圧縮
により年間800億円近くの減収要因になる様です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120719-00000116-reut-bus_all

枝野経産相と松原消費者担当相が、首相官邸で藤村官房長官と協議し、
決定しました。

物価問題閣僚会議を開催し、原価の査定方針を決定。東電が政府の査定に
基づき値上げを再申請し、枝野経産相が認可して正式決定予定です。

東電の申請では人件費(年収)削減幅を一般社員20%、管理職25%と
していたが、査定の結果、管理職の削減幅を30%に拡大するほか、健康
保険料の会社負担割合を60%から50%に引き下げます。

一方、消費者庁側が原価から除くよう求めてた福島第1原発5、6号機と
同第2原発の計6基の減価償却費(414億円)、第1原発の安定化費用
(487億円)、賠償対応費用(278億円)は、ほぼ東電の申請通り、認める
ことにしました。

標準世帯(月の電気使用量290キロワット時)の値上げ幅は月約360円。
東電の申請では同480円でした。東電が4月1日から順次、実施している
企業向けの料金値上げも、家庭向けの原価見直しに伴い平均16.7%から
15%弱に引き下げる。新しい値上げ幅は4月にさかのぼって適用します。

公的資金を受けた、りそな銀行並に人件費を圧縮することは、それなりに
評価できますが、03年の状況と今では違い、寡占状態の電力業界は、もう
一歩踏み込んだ賃金圧縮しないと、国民の理解を得るのは、むずかしいかも
しれません。

さて、日経平均は、反発し68円高の8795円の大引けでした。
(出来高 概算15億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場、インテル大幅上昇で株高となり、東京市場への追い風と
なりましたが、為替の円高が上値追いを限定的にした格好です。

日経平均は反発し、5日移動平均線(約8744円)を回復しましたが、
節目8800円に届かず、25日移動平均線(約8820円)が抵抗線の
様相を呈しています。

注目のNY市場、小幅続伸と底堅い状況ですが、為替が円高にシフトして
おり、明日の日経平均正念場になりそうです。



    ☆各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

   

    にほんブログ村   

    株式投資ランキング