今日、古川経済財政相は、デフレ脱却等経済状況検討会議後の会見で、
デフレからの1日も早い脱却はマクロ経済政策運営の最優先課題である
としたうえで、今がデフレ脱却のチャンスであり、このタイミングを逃さず
金融政策と同時に取り組んでいくと語りました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120710-00000123-reut-bus_all
デフレ脱却会議は10日、第1次報告をとりまとめた。内容は国家戦略
会議に報告され、政府・与党が月内にもとりまとめる「日本再生戦略」に
反映されます。
古川経財相は、第1次報告のとりまとめを受けて「デフレからの1日も
早い脱却は、日本のマクロ経済政策運営の最優先課題だ。社会保障と
税の一体改革を進めていく上でも重要な課題」と述べ、「今がデフレ脱却
のチャンスと認識し、このタイミングを逃すことなく、長年の課題である
デフレ脱却を確実なものとするため、金融政策と同時に政府として重点
的に取り組む」と表明しました。
政府のやるべきグランドデザインは、成長戦略を明確に示す事だし、日銀は
追加金融緩和(ツイストオペや市場への資金供給)やインフレ目標の設定に
あります。
政府/日銀は、協力して実行に移すべきで、特に日銀は、仕事をしないと
いけません。
さて、日経平均は、4日続落の39円安の8857円の大引けでした。
(出来高 概算15.2億株の商いでした。)
今朝方のNY市場が小幅安終了を受け、日経平均は、自律反発のスタートも
前場までで、いつものザラ場円高シフトを受け、大引けにかけ、売られた
格好です。
日経平均の続落により、節目の8900円が少し遠のき、ローソク足が上
ヒゲ陰線とチャートの悪化が見られます。
注目のNY市場、アルコアの決算期待もあり、上昇して始まっていますが
上げ幅縮小の序盤の状況。
明日の日経平均、今度こそ反発して良い頃ですが、どうなるでしょうか。