今晩、欧州中央銀行(ECB)は、政策金利であるリファイナンス金利を
25ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低水準となる0.75%と
しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120705-00000118-reut-bus_all
同時に、下限金利の中銀預金金利をゼロまで引き下げました。上限
金利の限界貸出金利も25bp引き下げ1.5%となりました。
ドラギ総裁は、記者会見を行い、状況説明をします。
中国も利下げに踏み切るようで、日銀は、この期に及んでEU市場や
米経済注意深く見守るなんて、悠長なことを言ってる状況ではありません。
ツイストオペや追加金融緩和を果敢に実行すべきです。
さて、日経平均は、反落し24円安の9079円の大引けでした。
(出来高 概算14.2億株の薄商いでした。)
NY市場が休場で、週末の雇用統計前に、様子見姿勢が強まった格好です。
日経平均の反落により、節目の9100円台を割り込んだものの、5日移動
平均線(約9052円)上にあり、週末もこの9000円台維持が期待され、
ただ、EUや中国の金利引下げが、為替にどの程度、影響するのか注目。
注目のNY市場、小幅安からのスタート。できれば、プラス引けで終了して
ほしいが・・・。
明日の日経平均、底堅い展開で終了してほしいところです。