「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

「うなぎ」が高騰するホントの理由!?

2012-07-21 23:59:41 | ニュ-スからひと言

             
ロンドン五輪開幕まで、後1週間。夏の風物詩7/27の土用の丑の日を
前に、うなぎ卸値が過去最高水準で上昇しています。

今日の夕刊フジに、特集を組んでましたので、今晩はこのトピックスを
アップします。
http://news.infoseek.co.jp/article/21fujizak20120721006

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老舗のうなぎ専門店では「商売にならない」と廃業が続出している。養殖に
必要なしらすうなぎの慢性的な不漁が高騰を招いているとされるが、業界
から「それだけが原因ではない」との声も。

        真夏の“うなぎ狂騒曲”の舞台裏とは-。

休日の昼下がり、都内の老舗専門店に入った。

松、竹、梅にランク分けされた「鰻重」の「竹」(3600円台)を注文しようと
すると、店員が耳打ちしてきた。

「例年ならうなぎが2枚乗っているんですけど、今年は1枚だけでして両脇の
ご飯が見えてしまうんですけど…。よろしければこちらはいかがですか?」

指し示したのは新メニューという「うな丼」。

「竹」と値段はほぼ一緒で「肉厚で大きいのが載っている」(店員)と説明。

容器が陶器製のどんぶりに変わるぐらいで量が増えるとは…と色めいたが、
どうやら、使う材料が、「活うなぎ」なのか、業務用の加工品なのか。国産、
外国産など別の事情があるらしい。そのへんのところを問いただすと、店員も
困った表情を浮かべるだけ。せっかくのうなぎもまずくなるので、最初の注文
通り「竹」にしておいた。

       高騰続くうなぎの卸値で、専門店の悲鳴が止まらない。

全国約250店が加盟する業界団体「全国鰻蒲焼商組合連合会」湧井理事長は
「どの店も青息吐息です。3倍くらいに値上げしないと商売にならない状態。
(加工品を使った)新メニューの開発などで経営を立て直そうと四苦八苦して
います」と内情を明かす。

今年4月には、連合会の加盟店が協同でメニューの値上げに踏み切ったが、
「客離れが怖い」と据え置きにした店もあり、「どこも赤字。ギリギリの状態
です」(湧井氏)。経営悪化に耐えられず、「現在まで全国で約50軒が廃業
した」(同)と話す。

       このところの価格変動は確かに異常だ。

「過去最高水準の上げ幅。東京や大阪では『活うなぎ』の仕入れ値が今年4月、
昨季の2倍以上の1キロ約6000円で取引された」(流通関係者)。 養殖に
使う稚魚、しらすうなぎの慢性的な不漁が直接の原因だが、業界内では別の
要因もささやかれている。

「特殊な商習慣がまかり通っているのが大きい。普通、鮮魚は市場に出されて
セリに掛けられ、価格調整が行れるが、うなぎは、養殖業者と問屋や専門店が
直接取引している。業者の言い値で買わざるを得ない。店の弱みにつけ込んで
不当に値段をつり上げるところがある」(業界関係者)

都内の専門店店主は「最近では、中国や台湾の養殖業者が台頭してきて、
値段高騰に拍車がかかっている。彼らの中には今年、過去最高の利益を出した
業者もいると聞く。うらやましい限りですよ」と皮肉る。

      不満を募らせる専門店。ただ、養殖業者側も黙っていない。

国内最大手の養殖業者、鹿児島鰻(鹿児島県大崎町)の広報担当者は、「言い
値で通るなんてことがあるはずがない。そもそも、価格が上昇した分、しらす
(うなぎ)仕入れ値も同時に上がっている。利益なんてほとんど期待できない」
と語る。

近づく土用の丑の日というXデー。騒動はますます燃え上がる。
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庶民には、手が届かなくなった「うなぎ」。吉野家のうなぎなら650円で
食えるけれど、中国産とあっては、安くても「食の安全」を考えると、躊躇
する横浜ザル。

稚魚を量産する養殖技術を確立できれば、うなぎ食材革命になりそうです。

 
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