「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

IMF専務理事が、「円の過大評価」をコメント!日銀は音なし!?

2012-07-06 23:59:23 | マ-ケット

               
今日、IMFのラガルド専務理事は、都内で記者会見し、「円相場は若干
過大評価されている」と話しました。その上で、「円相場の急変動が続いた
場合、各国と協調した上での為替介入なら正当化できる」として、円高阻止を
狙った日本の円売り介入に一定の理解を示しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120706-00000147-jij-int

欧州債務危機の深刻化に伴い、相対的に「安全通貨」とされる円が買われ
やすい環境が続いている。ラガルド氏は「欧州危機のあおりで世界経済が
悪化すれば、逃避資金が円に集まり、円の過大評価が一段と進む恐れがある」
と指摘しています。

円の過大評価! 日銀が、この1年 明確なメッセージを発しただろうか。

「行き過ぎた円高は、輸出企業に打撃があり、市場を注意深く見守る」なんて
コメントは必要ありません。気の利いたエコノミストなら、欧米に比べ市場に
流れるマネーサプライ量が少ないのが、円高要因になっているのを知ってます。

「お札を刷っても、効果がない。」と言う国内のコメンテイターは、失格です。
欧米はリーマンショック以降、市場へのマネー供給量(増刷)を増やし、自国の
通貨安政策を取っているのは、明らかです。

日銀は、ほんとに仕事ができない集団と言わざるを得ません。困ったものです。

さて、日経平均は59円安の9020円の大引けでした。
(出来高 概算15.3億株の商いでした。)

NY市場が下落。ECBと中国銀行による利下げなど、世界的な追加金融緩和が
相次ぐなかで欧米市場は弱い展開となり、その影響や今晩の米雇用統計の
結果に対する警戒感があったようです。

日経平均は続落し、5日移動平均線(約9055円)を割り込んだものの、節目
9000円台は何とか、キープした格好です。

注目のNY市場、雇用統計はやや弱い内容で、下落して始まっています。何とか
持ち直してほしいところ。

来週の日経平均、また正念場になりそうです。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!

 
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