どこで下げ止まるのか、昨日そんな予想を立てた投資家も多いのではと・・。
横浜ザルも25日移動平均線で下げ止まり、どこまで押し目が入るのかと思ってました。
先週末の下げは、週末のNY市場の下げを先取りし、下げ過ぎと読んでましたから。
結局、日経平均は88円高の13743円(出来高約15.9億株)で引けました。
為替が1日で0.5円以上円安にシフトすると、株式市場には、やはり+に作用です。
後場に入って、為替が1ドル103円台中まで円安に修正され、ショートカバーの動きを
みせ、出来高増えない中、先物主導で戻りを試した格好です。
でも、この下げ渋りの動きは、重要です。
本日の上昇が、下げ基調に転じた中でのリバウンドなのか、また下げを否定する
「上昇継続」を意味する上げなのか、相場の分水嶺です。
チャートは、25日移動平均線をサポートとして反発を見せ、ボリンジャ-バンドは
25日線とプラス1σのレンジ内での推移ですね。また、MACDシグナルを割り込み
陰転しました。
25日移動平均線(約1万3517円)が下値支持線として機能している事に意味が
ありますね。
ここで下げ止まれば、3/17 の年初来安値(1万16911円)を起点とした中期
リバウンド相場の継続で、この流れを70%支持したい所です。
他力本願的な言い回しですが、 米NY市場、明朝にかけて小反発となり為替の
103円後半~104円台で推移なら、明日の続騰も可能でしょう。
今週の日本マーケット、下記2項目の経済指標に注目ですね。
5/15(木)8:50 3月機械受注(民需除船電、2月:前月比‐12.7%)
5/16(金)8:50 1─3月のGDP1次速報
(10─12月2次速報:前期比+0.9%、年率+3.5%)
さて、本日、日本ビクタ-(6792)とケンウッド(6765)が10月1日に経営統合
することで合意したと正式発表がありました。
両社は、共同持ち株会社「JVC・ケンウッド・ホールディングス」を設立します。
ビクターの株式1株に対し、新会社2株を、ケンウッドの株式1株に対し、新会社
1株を割り当てるようです。
新会社の2011年3月期の営業利益は、08年3月期(96億円)の約4倍に当る
390億円を目標としています。
これからも、M&Aに、目が離せませんね。