GWも終了し、明日の株式市場に注目ですね。
5日のNY市場の良い材料(米国4月のISM非製造業景気指数が、雇用改善等で予想を上回り、4ヵ月ぶり景気判断の分岐点の50オ-バ-)と悪い材料(MSのヤフーへの買収提案を取り下げで、yahoo株一時的に下落や原油が一時120ドル迄上昇し、史上最高値を更新)の綱引きで、為替が一時105円/$からドル売り円買いで、104円台になっています。
5/2の日経平均は、大幅上昇し14049円(282円高、出来高17億株台)と終値
ベースで、2/E以来の14000円を回復しました。
ボリンジャーバンドの+2σレベル接近で、膠着感あるが、26週線レベルでもあり想定内。この26週線は、昨年10月に跳ね返された水準であるが、ボリンジャーバンドの+2σに沿った格好で上昇できれば、中期トレンドの完全転換になり、期待できます。
個別では、秋田県十和田湖に続き、北海道でも白鳥の死骸から鳥インフルエンザウイルス「H5型」を検出したことが報道されており、「鳥インフルエンザ」関連が動意ずくかもしれません。
ダイワボウ(3107)、シキボウ(3109)、シスメックス(6869)等。
さて、03年以降、昨年迄のGW明け後の相場は、4勝1敗であり、今年も期待したい所です。
03年 5/6 3連休明け △176.37円
04年 5/6 5連休明け ▼190.45円
05年 5/6 3連休明け △190.06円
06年 5/8 5連休明け △137.90円
07年 5/7 4連休明け △274.91円
08年 5/7 4連休明け ???
明朝にかけてのNY市場、上記の良悪の材料を織り込み、底堅い展開になれば、日経平均にも追い風となり、来週にかけ、14350円レベルがターゲットになりそうです。
この先、5月相場の特徴では、中旬から下旬にかけての欧米外資証券の動きでしょう。
1)欧米外資証券の中間期決算ポジション調整によるもの。
2)5/15前後のヘッジファンドの解約、清算の換金売り。
「荒れる5月相場」と言われるが、去年のような底堅い展開になれば、08年大発会終値14691円も視野に入り、「子年」の相場となるが、如何でしょうか。