原油高が止まりませんが、GW明けの日経平均、中々強い動きでした。
先週末に続き2営業日連続で14000円の大台をキープしました。
昨晩に、93年以降のGW明け後の日経平均が、4勝1敗である旨、書き込み
しましたが、これで5勝1敗になりました。
03年 5/6 3連休明け △176.37円
04年 5/6 5連休明け ▼190.45円
05年 5/6 3連休明け △190.06円
06年 5/8 5連休明け △137.90円
07年 5/7 4連休明け △274.91円
08年 5/7 4連休明け △ 53.22円(今日の結果)
日経平均のチャートを見ると、ボリンジャーバンドの上限に沿い上昇しており
RSIは、過熱感を示唆しているように見えます。それでも米市場の上昇と為替の
円安シフトがあれば、売り買い揉み合いながら、明日も上昇しそうです。
先程リリースされた、米非農業部門第1四半期労働生産性は、市場予想(1.5%)
を上回る2.2%の伸びとなり、この経済指標がドル買いの追い風となっています。
為替が105円前半で推移できれば、これだけで、日本のマーケットにプラスに
作用することでしょう。
気になるのは、原油価格が上昇基調を強めて1バレル122ドル台となっており、
企業収益や消費を圧迫する懸念があることでしょう。
ゴールドマン、「向こう半年~2年で1バレル=150~200ドルに上昇する可能性
が、ますます高まっている。ただ、原油価格のピークや、原油高が続く期間については不透明だ。」
との認識をリリースしましたが、まさに原油買いのトリガーになった気がします。
原油相場の見通し分析も、タイミングを考えてもらいたいですね。
明日は、オプションSQ前日で少し下げ、調整してもらい、明後日のSQ通過で安心感から、
週末から来週にかけ、14300円台への展開もあるかなと・・・。
過熱感を冷ましながら徐々に上昇すればと、この様な能天気で贅沢なコメント
を書くと、得てして外資が爆弾を落とすので、細心な注意を払うことにしましょうか。