スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

ふらっと熱海③

2013-02-18 | 他県


明治の文豪 坪内逍遥が眠るお寺を訪ねてみました。




静かな住宅街の中の坂道を上って行くと

錦峰山 海蔵寺

臨済宗のお寺です。


境内奥の、海が見下せる高台に


坪内夫妻の墓所

青みがかった、庭石のような大きな伊予石でした。

坪内逍遥は美濃の人で、本名 坪内雄蔵(1859-1935)。
学生時代に訪れて以来 熱海を好み、のちに別邸を建設。
晩年は其処で静かに余生を送ったそうです。 没年77歳


境内に、「逍遥先生景慕之碑」

氏を敬慕する有志によって建立されたとか。




お寺の少し先に、長い建仁寺垣の「双柿舎

1920(大正9)年築
建物・庭とも 氏自身の設計で、庭にある 樹齢200余年と
いわれる2本の柿の木に因み「双柿舎」と名付けられたとか。
現在は早稲田大学の所有。(氏は同大学文学部の開設者)

この日は閉鎖されていて、残念ながら中を見学できないので
入口の隙間から、チラリと覗いて見ちゃった・・・
          


「起雲閣」に展示されていた 氏が描いた戯画
「お夏狂乱」

字は無論のこと、絵もお上手なんですね~!



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