「佐助稲荷」の裏山を上って、山道に入ります。
「大仏ハイキングコース」
源氏山の方から長谷へと続く緩やかなアップダウンのある尾根道を、森林浴を
楽しみながら歩けるコースです。 一部に急な箇所もありますが、全体的に
よく整備されていて道標もあるし、ぬかるんでいなければスニーカーで大丈夫
さぁ、ハイキングを楽しみましょう!
所々で 階段を上ったり下りたり
チラリと海が見えたりもして☆
張り出した木の根に気をつけながら・・
ここで左へ。 あともう少しデス!
分岐に出ました。
左へ行くと、長谷の「大仏隧道」、右へ行くと「大仏切通」。
ここまで来たのだから、切通まで行きましょう!・・と右へ。
長めの階段を上ると、「大仏切通」の道標。 だんだん道が細くなっていきます。
「大仏切通」
両側の岩肌を削って、細い道が続いています。
道の真ん中には、大きな石が・・
鎌倉の内と外を結ぶ要衝 「鎌倉七口」の1つに数えられています。
記録はありませんが、1241(仁治2)~1250(建長5)年頃に
開削されたものではないかと考えられているそうです。
注意しないと転げ落ちそうな 急斜面を下りると、杉林の中の平場に出ます。
正面には、垂直にそそり立つ切岸の岩壁。 やぐら(岩窟)跡が見えます。
前に来たときは、もっと鬱蒼としていて薄暗く少し緊張したけど
今回はきれいに整備されてあったお蔭か、そんな感じはありませんでした。
あとは、バス通りに出て「鎌倉」駅まで もうひと歩き☆
最初は こんなに歩くつもりじゃなかったんだけども・・・(笑)
18,268歩
まずは、「下社」に参拝して
赤い幟と鳥居が並ぶ参道を進みます。
鳥居の脇には、狐の石像が何体か蹲っています。
あ、子連れの母さん狐 なぜか 恥じらう?狐さんも
石段を上がって鳥居をくぐると、
「佐助稲荷神社」
創建: 建久年間(1190~1199)
祭神: 宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)
大己貴命(おおむなちのみこと)
佐田彦命 大宮女命 事代主命
源頼朝(佐殿)が伊豆に流されていたとき、夢で翁に化身した稲荷神に
挙兵を勧められ 源氏再興を助けられたことに感謝して建立されたとか。
境内に「霊狐泉」
ここ佐助の稲荷山は、古くから麓の田畑を潤す水源でした。
洞の中に、今も清水が湧き出ているようです。
さらに、「本殿」と書かれた案内札に従って石段を上ると
たくさんの絵馬や白狐像が並んでいます。
更に更に、左手の石段を上がって
神社の裏山へと上っていくと、「大仏ハイキングコース」につながります。
お天気もいいことだし、もう少し足を伸ばしてみましょうか☆
(続)
年が明けてから 最初の鎌倉散歩です。
久しぶりに、小路歩きを楽しもうと思います☆
まずは お腹を満たしてからネ
「鎌倉」駅西口を出て数分、新装なった蕎麦処「五島」へ
すっかり現代風のお店に変わってしまって残念だけど・・
細めでコシのある蕎麦は やっぱり美味
せいろ蕎麦 ¥700
さて、出かけましょうか☆
左右にハイソな邸宅が並ぶ 緩やかな坂道を上って行きます。
やがて石畳の道になり、上りきった御邸の門前に
鳥居が・・??
嘗てこの辺りには、徳川家に仕えた刀工 山村綱広の屋敷があって
「綱広ヶ谷」と呼ばれ、屋敷神として稲荷社が祀られていたそうです。
鳥居は、その名残だということです。
更に 谷戸の奥へと進んで行き・・
30歩ほども歩けば抜けられる 小さな隧道を抜けて
鎌倉の谷戸の雰囲気を楽しみながら・・
「佐助隧道」を通って
この辺り、明治の頃「貉(むじな)ヶ谷」と呼ばれた草深い谷戸の
面影も残しながら、道の左右に人家が建ち並んでいます。
「佐助川」という小川沿いに 右の方へ歩いて行くと、
Y字に分かれている道の角に 石の道標。
右は「銭洗弁天」へ通じる道、左は「佐助稲荷」への道。
今日は、左の方へ行ってみましょう。
道々 塀好き‘猫’の目を楽しませてくれます ♪
やがて小路の向こうに、お稲荷さんの赤い幟が見えてきました。
(続)