スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

横須賀・城の腰堰跡

2010-10-13 | 横須賀・三浦


さて、これは何処でしょう?





蓮池のようです。 アオサギがいますね。




答えは、「横須賀しょうぶ園」☆



14万株の花菖蒲が咲く季節には、大勢の見物客で賑わいますが、
今は、園内ウォーキングをする人がやって来るくらいの静かな公園です。




この園内の片隅に、ひっそりと石碑があります。

「城の腰堰の碑」


説明文によると;
平安時代後期 三浦大介義明が衣笠城を構えていた頃、家臣の
平佐古太郎為重が、衣笠城の出城としてこの地に城館を設けた
ことに由来し、この一帯は「城の腰」と呼ばれていました。

この城館を中心に周辺では農耕が行われていましたが、農耕地の
中に いつの頃か農耕用溜池が作られ、約5町歩(15ha)に及ぶ
地域の人々の生活の基盤を支えてきたのが「城の腰堰」でした。

やがて、営々と引き継がれてきた堰も時代の推移によって
その役割を終え、現しょうぶ園の蓮池となったのです。


花菖蒲に気を取られて、今まで気づきませんでしたが
ここにも半島の人々の暮らしの跡がありました。

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