「アロエ・スザンナエ」
アロエ科
マダガスカル南部乾燥地に自生
「くりはまはなの国」ハーブ園の温室に生育するこの植物は
世界的にも非常に個体数の少ない稀少品種のアロエだそうです。
閉鎖された横浜プリンスホテル内の温室から、5年前に
こちらに移植されたもので、花が咲くのは今回が初めてとか。
上の画像は、噂を聞いて5月初めに来てみたときのものです。
株の中央から2mほどに伸びた長い花穂全体に、
1,500個ほどの蕾がびっしりついていました。
そして、これが今回の様子
蕾は一斉に開花するのではなく、穂の下の方から咲いていくようです。
ですから、もう枯れてしまった花もあり、まだ蕾の状態のもあり・・
淡いクリーム色の小さな花は、花弁の先がくるりと反り返って
よく見るととても愛らしい形で、黄色い雄蕊を長く伸ばしています。
説明書きには、メロンのような香りがすると書かれて
いましたが、‘猫’はあまり感じることができませんでした。
花は、5月いっぱいは見られるだろうとのことです。
香りもよさそうですが、こんなにたくさんの花を咲かせるには、そうとうな養分をよく蓄えるものですね。
原産地では、砂漠のような所に樹木のように自生しているそうですよ。
花よりも、びっしり並んだ蕾を見た時の方が感動しました☆