スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

牛込見附跡

2018-11-22 | 東京・川崎


(前回の続き)

JR[飯田橋」駅まで来ました。
駅西口近く、お濠に架かる「牛込(うしごめ)橋」。




橋の両側に残る 二つの大きな石垣が「牛込見附(牛込御門)」の遺構です。



江戸城外郭部の城門「牛込御門」は、外濠が完成した1636(寛永13)年に
阿波徳島藩藩主 蜂須賀忠英(松平阿波守)により建設されました。

(説明板より)




道の反対側にある石垣

石の大きさや、きっちりと積まれた見るからに堅固な石組みに
この天下普請に懸けた 阿波藩の情熱と心意気が偲ばれます!

この石垣の足元にある大きな石は、

見附の解体中に 発見されたものだそうです。

よく見ると、側面下部に 文字が刻まれています。

「〇阿波守内」と見えます。
この見附枡形門が、阿波藩により建造されたことを 物語っていますね。


此処は「上州道」の要衝で、周辺には楓の樹が植えられ 秋には非常に
美しい眺めであったため「楓の御門」「紅葉門」と呼ばれていました。

見附は 1902(明治35)年に取り壊されましたが、橋の袂にある説明板に
取り壊される以前に撮影された 明治初期の「牛込見附」の写真があります。

牛込見附「旧江戸城写真帖」 東京国立博物館 所蔵


(説明板より)


今も残る 圧倒されるような力強さの 石垣に
江戸の面影を感じながら、楽しい外濠ぶらり歩きでした~


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