スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

静岡・湯河原梅林まで

2013-03-10 | ハイキング・山歩き


「湯河原梅林」の梅も、ようやく見頃とか
「歩く会」の例会に参加して、ハイキングを楽しみました。

今日のコースは、以前 太極拳の仲間と歩いたことがあるのです。
もう7年も前のことですが。 あの頃は皆、元気溌溂だったなぁ・・


 JR[湯河原」駅前より出発。


「土肥実平公並夫人像」

土肥郷(現 湯河原・真鶴辺り)を本拠とした武士団「中村党」を率いて
源頼朝に従い、石橋山で敗れた後も大庭景親の軍勢から頼朝を守って
共に房総へ逃れ、その後の平家追討にも貢献して頼朝の信頼を得ました。


駅の裏手の、もと実平の居館があったといわれる場所にお寺があります。

萬年山 城願寺

古くからの密教寺院を実平が再興したという土肥氏の菩提寺。
後年、曹洞宗になりました。 
墓地の最奥に、土肥一族の墓所があります。

「七騎堂」

1974(昭和4)年に寄進されたもの。
敗走する頼朝に従った七士の木像が安置されています。

ビャクシンの古木

実平の手植えと伝えられ、今なお樹勢盛んな大木です。
樹齢 約800年  樹高 約20m 目通り 約8m
国指定天然記念物  「かながわの名木100選」


さて、ここからがいよいよハイキングのスタートです☆
時折吹く風が強く 少し埃っぽいけれど、楽しく歩きましょう!




お寺の横から、舗装された林道をひたすら上って行きます。
途中 美しい竹林があったり、スミレやナノハナやオオイヌノフグリなどに
たくさん出会ったりしながら、上へ 上へと・・


見晴らしの良い「ピクニックグラウンド」からの眺めも、今日は・・・
眼下に真鶴半島は霞み、吹き上げてくるスゴい風!

黄砂でしょうか?


1時間半ほどで、「城山」山頂に到着しました。
標高 563m

土肥城址



石碑の裏手から30分ほど下って行くと、開けた場所に出ました。

「椿台」


目の前の自動車道路は「椿ライン」。 
何組かのハイカーやライダー達が休憩していました。


トイレのある建物の前を過ぎ、「城山トンネル」を抜けて右へ。

つづら折の細い急な下り坂になります。 道の両側には
枯葉に埋もれるように、石灯籠や石仏がずらりと並んでいて・・



案内板に従って、左の大岩を巡るように石段を上ると

しとどの窟(いわや)」

高さ5m 幅13m 奥行き11mの石窟に、おびただしい数の石塔や石仏が
安置され、岩の上から湧水が流れ落ちてひんやりとした独特の雰囲気・・

石橋山の合戦から逃れた頼朝主従が、しばし身をひそめて
再起を期した岩屋だといわれています。


先程の道に戻り、幕山方面に向かって細い山道を下って行きます。
さて、ここからが大冒険!?



あまり信用できない感じの心もとない鎖場や


沢沿いの石の上を渡ったりしながら・・




崖を転げ落ちることもなく、何とか無事に広い「菜畑林道」に出られました☆
今回も、頑張ったゼ~ぃ   あとは、梅林をめざして・・


幕山の麓に広がる「湯河原梅林」は、‘梅の宴’期間の真っ最中☆
たくさんの観光客に混ざって、私たちも梅を見ながら流れ解散。




天候がよければ、この後また南郷山の方へ・・と話していたのだけれど
空がどんどん暗くなってきたので、今回は
断念。  少し心を残しながら駅へ。


それでも 20,408歩  
よく歩きました~!

 

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