今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

2023年を振り返る:個人編

2023年12月30日 | 歳時

正月の準備が終わると、例年だったら山に行ったものだが、半ば義務感で山に行くことはやめて、行きたくなったら行くことにする。

さて、年末恒例の今年一年の振り返りの個人編。
世相編と対照的に、今年の私は、近年でも最も「何もなかった」一年だった。

めでたい出来事も大きなトラブルや不幸な出来事もなく、定型的活動の繰り返しが多かった。
仕事では新しい授業をもつもことなく、授業内容も昨年とほぼ同じ。
書き上げた論文は昨年と同じく1本(それまでの年2本のペースはきつくなってきた)

旅では定宿に復活した宿に6回行き(結局ここが一番お気に入り)、その他でもいずれも新しい宿は開拓しなかった。
日帰りでは鎌倉に4回行き、愛知の寺社にも足を伸ばした。

茶臼山のカエル館(長野県根羽村)も例年通り、春・秋の2回訪問。

東京と名古屋との往復は、昨年から利用している”ジパングクラブ”(JR東日本)で3割引の運賃(ただし「ひかり」)。
春休みと夏休みは”青春18きっぷ”でさらに安く上げる。

その中で数少ない新しい経験を探すと、
5月に高尾山の琵琶滝で滝行を経験し(☞記事、6月に名古屋宅から近いジブリパークに行った(☞記事)
また”川歩き”において、11月に野川(多摩川支流)の水源の庭園に入れて、6年越しの野川遡行を完遂(☞記事)

結局、今年一年を平穏無事に過ごしたことこそ、何よりも収穫だった。
なにしろ、父の享年(66)を無事通過したから。

残念なことに同年齢の従兄弟はこの年齢で昨年に世を去った。 
高校の同期会でも今年物故した複数の同期生の黙祷をした。
というわけで、この歳になると、あえて新しい経験をする必要もなく、無事に存在し続ければそれでいいと思う。