今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

実写版「ど根性ガエル」

2015年07月12日 | 作品・作家評

アニメ版「ど根性ガエル」で育った者として、この実写版(7/11から日本テレビ系列)は気になっていた。

基本、アニメの実写版は旧来のアニメファンを落胆させ、新しいファンを開拓できずに寂しく終わるものだ。

なので、ほとんど期待せずにチャンネルを合わせたのだが、
意外に、ピョン吉のCGと満島ひかりの声がハマっていて違和感がなく、この一番重要な所は成功といっていい。

多くの指摘にあるように、京子ちゃん(前田敦子)がイメージに合っていないのが残念。
ただ、実写版がアニメを超える可能性も0ではないので、頑張ってほしい。
ストーリーは、たわいないドタバタでかまわない(もともとあり得ない設定なのだから)。 

 それから、ロケ地が葛飾区の立石(タテイシ)であることも個人的に心に響いた。
立石は、つげ義春が若い時に下宿していた所で、立石という伝説の石が埋っている所。
いつか訪れたいと思っていた場所だ。 

葛飾区は、「男はつらいよ」や「こち亀」の舞台でもあり、飾らない、気負いすぎない下町の風情が残っていそう。

立石の風景を見たいこともあり、「あまちゃん」以来の”連ドラ予約”をした。