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今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

近場のビジネスホテル旅行

2010年10月17日 | 
週末帰京しない時、名古屋から2泊の温泉旅行に行くのは月1回。
それ以外の時は、名古屋の棲み家にいるのだが、はっきりいって退屈。
本来は研究や教育の仕事をするべきなのだが、家にいるとどうしても集中できない
(東京では都立か国立の図書館に通う)。

そこで、近場のビジネスホテルに1泊して、気分転換をかねて仕事に集中する。
自分の家の近くにあえて宿をとるというのも、
自分が自分でない旅行者(エトランゼ)になった感じで、気分的にもおもしろい。

ただし、ビジネスホテルならどこでもいいというわけではない。
まずは、室内のユニットバスのみではダメで、大浴場があること。
仕事で頭がフラフラになった後は、大浴場で手足を思いっきり伸ばして、大きく息を吐きたい。
温泉であればさらに嬉しく、複数回入りたくなる。

つぎに、夕食が取りやすい環境であること。
ビジネスホテルなので、もちろん館内に食事施設は求めず、近場に手ごろな店があればいいのだが、
知らない土地で店を探すのも面倒だ(観光旅行でないので、日常の夕食にとどめたい)。
何しろ、ビジネスホテルで一番やりたくないのは、近所のスーパーで値引きされた出来合いの弁当を買ってきて、
狭い室内の狭い卓上で食べること(超わびしい気分)。


名古屋市内にも温泉施設のあるビジネスホテルがあるが、仕事ができないくらいの部屋の狭さだった。
逆に部屋が広いホテルは大浴場がなかった。

私的には、チェーンホテルの「ルートイン」レベルなら、大浴場(正確には中浴場)があるので文句はなく、
実際、そこのカード会員になっているくらい。
でもここは風呂が温泉でない点と、いつも泊まる日曜の晩に限って館内のレストランが休業なのが痛い。

そういう私にとって今のところ一番のお気に入りは、小牧市にある「キャッスルイン小牧」。
ここは、風呂と食事で合格。
風呂は何しろ天然温泉。
しかも高張性で浸透性があり、今では日帰り客を入れず、入浴できる時間も温泉宿並に長い
(温泉を謳うビジネスホテルの中には、ヨソから温泉をもってくるため、入浴時間が限定される所がある)。

浴室の造りが銭湯風なので温泉風情に乏しいのは玉に瑕だが、泉質はそこらの日帰り温泉よりいい
(塩素循環なのは致し方ない)。

あとここは大きめの居酒屋が併設されており、夕食メニューが豊富で、ホテル側から気楽に入れるのがいい
(居酒屋って普段は1人では入りにくい)。
もちろん居酒屋だから、料金も手ごろ。
宿泊者には発泡酒の中ジョッキがサービスされるのが嬉しい。
そして、朝食は、その居酒屋でビュッフェバイキングにありつける。

室内は広さや設備には文句ない
(細かいことだが、付属の髭剃りや折畳みの櫛もいい製品)。
トイレは洗浄器つき。
ベッドはセミダブルなのでゆったり。
ビジネスホテルなのでもちろんLANが使える(無線)。
上の方の階からは御嶽なども遠望できる。
ただし、部屋によって、床のカーペットから臭いが出るのは困りもの(指摘しておいた)。
以上のサービス(朝食付き)で6800円。

年に二回ほど利用している。