博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『逆水寒』その5(完)

2011年09月09日 | 武侠ドラマ
『逆水寒』第28~最終34話まで見ました。

晩晴から密書の内容を聞き出そうとする息紅涙と小玉ですが、馬に目を取られている隙に晩晴が逃亡。いったい何やってんすかwww 仕方がないので晩晴を追跡する小玉ですが、旅の途中で宋の皇女との婚約をまとめるためにやって来た遼国の三太子蕭隆緒と道連れとなり、恋仲に。結局小玉が宋の皇帝の養女となり、開封の大相国寺で婚礼が行われることになります。

一方、戚少商は九幽神君の一派の巣窟である「魚池子」こと開封の大牢に潜入し、囚われの身となっている李齢から密書の内容、すなわち傅宗書の陰謀を聞き出すことに。牢内では九幽神君に洗脳されたふりをしていた戚少商ですが、ホントに彼が洗脳されたと思い込んだ顧惜朝が「なあ、俺のこと友人だと思ってた?(´・ω・`)」としんみり尋ねたり、彼のために息紅涙を牢内に連れ込んで会わせてあげたり、洗脳されたふりをやめた戚少商とタッグを組んで九幽神君を倒したりというシーンを見てると、このドラマってやっぱりBL武侠なんじゃないかという気がしてくるのですが……

そして李齢から傅宗書が大相国寺の婚礼に手下を潜入させて蕭隆緒と小玉を殺害させ、遼と宋との間に戦争をおこさせ、更には自分が宋の帝位を簒奪する計画であると知らされた戚少商と息紅涙は一路大相国寺へ。四大名捕も戚少商らと協力して婚礼に紛れ込んだ傅宗書の配下を捜索することになりますが、ここで予想通り鉄手が生きていたことが判明。しかもどうして生きていたのかという説明は一切無し。ウソでもいいから何かそれらしい説明をデッチ上げろよと(^^;)

大相国寺での陰謀は何とか阻止した一同ですが、実は大相国寺での一件はおとりで、傅宗書の真の狙いは警備が手薄になった皇宮に顧惜朝を潜入させ、皇帝の身柄を抑えることであったと判明。戚少商は皇帝を救出し、顧惜朝と決着をつけるべく皇宮へと乗り込みますが……

【総括】

ということで途中で他のドラマに浮気したりしてその4から1ヶ月以上空いてしまいましたが、何とか最後まで鑑賞しました。出だしは割といい感じでしたし、途中もそれなりに見所はあったのですが、いかんせん息紅涙をめぐる恋の鞘当てとかいったい誰得なんだとツッコミたくなるようなエピソードで展開がムダに間延びしていたのが何とも…… シナリオの適当さは途中で浮気して見てた『春秋淹城』と比べると際立ってましたね(´・ω・`)

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