博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『鹿鼎記』その5

2008年06月15日 | 武侠ドラマ
『鹿鼎記』第26~31話まで見ました。

前回に引き続いて鄭克に嫌がらせを仕掛ける韋小宝。たまたま出会った同僚の多隆や沐王府の呉立身らを言い含め、鄭克に難癖つけさせてボコらせることに。わざわざ韋小宝の恋路のために猿芝居をしてくれる彼らは実にいい人たちだと思いました(^^;)

さて、宮廷に戻った後も休む間もなく今度は康熙帝の妹の建寧公主を呉三桂の息子の呉応熊のもとに送り届けることになりますが、さすがに韋小宝が公主と愛人関係になるという描写はボカされてますね。ただ、呉応熊がドサクサに紛れて建寧公主にアレをアレされてしまうという展開はきっちりありました。このエピソード丸ごと無かったことにされてしまうんじゃないかと危惧してましたが…… 

で、雲南平西府到着後に唐突に陳円円と死んだはずの李自成が登場するわけですが、最初に梁朝偉主演のドラマ版を見た時に(原作より先にこちらのドラマ版の方を見てました)、順治帝だけでなく李自成も生きてたことになっているのに随分と驚き、金庸先生の「話が盛り上がれば何でもええんや!」と言わんばかりの節操の無さに呆れたもんであります(^^;) そして陳円円の愛をめぐり、呉三桂と李自成とが激突。

この呉三桂を演じるのは、ドラマ版『笑傲江湖』の左冷禅の中の人です。ちなみにこの人、この間まで見ていた『王昭君』では呼韓邪単于を演じてました。

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