正直金庸小説の中ではあんまり好きな作品ではないのですが、今川泰宏氏の解説めあてに購入してしまいました。
昔ハードカバー版を読んで以来の再読でいい具合に話の筋を忘れていましたが、やっぱり主人公狄雲のあまりの救われなさに涙してしまいました…… ついでに金庸先生によるあとがきで紹介されているこの物語のモデルとなった作男の半生にも涙です(ノД`)
それにしても師匠が実は陰険な悪人、師妹を他の男に取られる、主人公が武芸者として廃人同様になる、獄中で奥義を修練とプロットが一致しているにも関わらず、この『連城訣』と『笑傲江湖』の読後感が全く違うのはなぜなんでしょうか……
関連エントリ:
「『連城訣』文庫版」
昔ハードカバー版を読んで以来の再読でいい具合に話の筋を忘れていましたが、やっぱり主人公狄雲のあまりの救われなさに涙してしまいました…… ついでに金庸先生によるあとがきで紹介されているこの物語のモデルとなった作男の半生にも涙です(ノД`)
それにしても師匠が実は陰険な悪人、師妹を他の男に取られる、主人公が武芸者として廃人同様になる、獄中で奥義を修練とプロットが一致しているにも関わらず、この『連城訣』と『笑傲江湖』の読後感が全く違うのはなぜなんでしょうか……
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「『連城訣』文庫版」