博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『ゲド戦記』見てきました

2006年08月05日 | 映画
さほど期待せずに見に行ったのですが、何というか普通につまらない作品だったなと。取り立てて見所もなく、かと言ってツッコミ所が満載というわけでもなく、100点満点でいえば45点か50点ぐらいのダメダメさといったところでしょうか。『ハウル』って何だかんだ言ってもまだ普通に面白いというレベルの作品だったんだなあと思った次第です。(同じく海外ファンタジーの映画化ということで、余計に比べたくなってしまいます。)

この作品は原作のシリーズ中、主に第三作をベースにしたということで、一作目や二作目を踏まえたと思われるセリフがチョコチョコと出て来て、金庸作品で言えば原作を全く読まずにドラマ版『神雕侠侶』を見たかのような居心地の悪さを覚えました(^^;) なぜ素直に一作目『影との戦い』を映画化しなかったのでしょうか。(テーマが一部『千と千尋』とかぶるからかもしれませんが……)

ちなみに原作の方ですが、私自身は昔知人から借りて三作目まで読んだはずなのですが、一作目の内容を何となく覚えているだけで後は記憶から抜けてしまったような状態です。
コメント
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