Wilhelm-Wilhelm Mk2

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大佐死す

2011-10-22 | Weblog
欧州に出張にいっていました。英語圏でなかったのでテレビニュースを観ることもなかったのですが、帰国したらカダフィ大佐が亡くなっていました。なんてこった。国民の離反が高まる前に引退するなり亡命すればよかったのに。長く栄光を享受したいのなら、権力は早めに手放さないとな。「惜しまれつつ引退」がもっともよい引き際です。徹底したポピュリズムの政治家、いわゆる独裁者でこんなのが自国の首長だったらたまらないが、傍目から見ている限りはネタとして結構面白かった。戦国時代であったら「バサラ大名」になるのか?大佐のバサラな一例として、

「国連サミットにおいて発展途上国の貧困へのアピールとして総長以下、各国国家代表も参加した「断食」のパフォーマンスを尻目に、500人のイタリア美女を集めたパーティを催し、その健在ぶりを誇示した。」

大佐の残した著作に「緑の書」というものがあるらしい。ヒトラーの「我が闘争」ほどイカレテないとは思うが、少々興味をそそられる。