Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

2011-05-17 | Weblog
久々に徒然

たまにはフルヴェン:そろそろ娘に「運命」を聞かせてみるかと「フルヴェン1947/5/27」を大音量でかけてみた。終楽章で太鼓がドカンドカンするところでは、なかなか上手に拍を取っていた。初運命がフルヴェンだったなんて幸せものだぞ。ちなみに私の初運命はベーム・ウィーンフィル。娘は日頃からベートーヴェンの胸像を観ているので、ベートーヴェンが人間でかつ音楽関係者だということは認識済み。「・・・今日はベートーヴェンかけよっかな・・」とか言ったりする。まあこれは親の口真似なんだろうけど。これまで聞かせてきたベートーヴェンは、クロイツェル(ハイフェッツ)と後期ソナタ(バックハウス)・・。そろそろメジャー系にも進出してみようかと運命をかけてみたのだが、なかなか食いつきがよかったので(まあ何でも同じなんだけど)、これからじわじわと増やしていこう。しかし、こういう親の努力とは裏腹に、テレビでAKBが出てくると狂瀾して踊ってたりする。まあ音楽が好きなら何でもいいのだけど。

ついでにフルヴェン:ブラ1冒頭をベーム、カラヤンと聞き比べてみた。方向性というより次元が違う。これから始まるのは何?交響曲でも音楽でもない、地獄の窯が開いて世界が終了しそうな響き。

地獄の窯といえば、福島原発。故障の原因は津波ではなく地震にあったとか。安全神話の信者どもは「津波は想定外だったけど地震には耐えた。原発は頑丈だ!」とか頑張っていたが、それも完全に否定された。なんどもいうけど、人間の技術に完全はない。どんなに安全対策を講じようと「想定外」は想定外からやってくる。数を増やせば増やすほど不確定要素は増す。痛い目をみてそろそろ目を覚ましたか?原発ー温暖化利権に踊らされていたのだよ。

ミューザ川崎:こちらは窯が下に開いたか。2年ほど使えないそうだ。まあそうだろう、あの壊れっぷりだったら。復旧には20-30億かかるらしい。HP上に載せられた文言だが・・まるで他人事のようで非常に不愉快だ。運営側に建築構造に関する責任はないのかもしれないが、HPが社会への窓である以上、もう少し真摯に謝罪し情報を載せるべきだと思う。しかし、音響や空調も大半が落下していたって・・・天井の仕上げ板だけじゃなかったのか。まさに吊天井だったんだな。「経費削減で設計と施工を一括発注」。これまたいい加減な出来になるんじゃないのか?

「市市民文化室によると、被害は天井仕上げ材の崩落のほか、音響や照明、空調設備などの大半が落下していることも判明。壁や床の仕上げ材、客席にも損傷が見られるという。復旧の工期は、設計に3カ月~半年、工事に約1年と想定し、工事完了は12年度末を見込む。工期の短縮や経費削減を図るため、設計と施工を一括で発注する。」

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