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文科省という亡国装置①:大学入学共通テスト

2019-06-13 | Weblog
もはや「亡国装置」と呼んでいい文部科学省。センター試験に替って21年度より「大学入学共通テスト」が施行されることになったが、この仕様と迷走ぶりがまた酷いことになっている。

・国語と数学に記述を導入:50万人分の答案をどうやって採点するんだろうか?内容の正否だけではなく、文字の判別、誤字、句読点など、あらゆるところに基準を設けないといけない。採点者の個人差は当然大きく出るだろうし、個人差以前に誤った評価もでるに違いない。ダブルチェック・トリプルチェックするのか?誰が?まさか大学教員が?どうやらベネッセの赤ペン添削部隊がやるのではとの情報(すでにアドバイザーとなっている)。
・英語は複数の民間テストを導入。期間までに2回受けた結果が提出されるとのことだが、少しでも良い点とるために学生は何度も繰り返し有料の試験を受けるに違いない。儲かるのはまてしても民間テスト業者。間違いなく裏で文科省と癒着しているはず。

東京大学は国語と数学は合格判定に含めるが、英語については出願要件(民間の業者でも高校の証明でもよい)としている。