Wilhelm-Wilhelm Mk2

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ジャーナリストと撮り鉄

2015-02-08 | Weblog
他人が止めても危険地帯へ行きたがるカメラマン。きれいごとをいっぱい仰るが、根っこは「撮り鉄」に通じるものがある。先日、ある撮り鉄が自分の好みの画を撮りたいために車両を接着剤で細工する事件があった。そして悪びれずに「感謝されてもいい」と開きなおる始末。自分の理想のためなら犯罪を犯罪とも思わず、異常な理論武装で実行に移す。カメラ趣味は一種の蒐集癖であるが、これは病的な性癖である。危険地帯に行きたがるカメラマンもこの撮り鉄と同じである。何がなんでも自分のカメラで撮りたいものを撮りたい。それが悲惨な図であればなおいい。この手の人間は、そもそも一般の会社に就職するということができない一種の社会のはぐれモノであることが多い。先日命を落としたカメラマンも過去には胡散臭い職業についていた時期もあり、結婚も3回している。もちろんこれだけで判断はよろしくないが、いわゆる一般的な感性の人ではないのは確かである。この手の人間は理屈での説得なぞどだい無理なわけである。だから大きな問題に陥る前に水際で実力阻止するしかない。よって、このたびの自称フリーカメラマンに対する旅券停止はよい判断だと思う。当事者は「表現自由の侵害」だの「憲法違反」だのと色々と吠えているが、「遊泳禁止区域に入っていく阿呆なサーファー」と何が違うのか?そしてこの当事者の経歴もかなり胡散臭い。

講演料:15万円
シリアにかんする講演料の場合:29万円