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学生に勉強させた大学には補助金増やします

2012-02-27 | Weblog
終にここまで来たか・・もう亡国まっしぐらではなく、亡国ど真ん中だな。

「中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の大学分科会大学教育部会は7日、学生の勉強時間を調べたり、勉強時間を増やす方策を講じたりした大学を、財政面で優遇するべきとする素案をまとめた。勉強しない学生を放置する大学に改善を促す狙い。大学分科会の審議を経て、文科省に答申される予定で、同省は2013年度にも実施する方針。大学生を勉強させるために、とうとう国が尻をたたく。」

大学の数を減らして入学の競争率をあげ、さらに卒業を厳しくしたら、大学生の質は明日にでも向上します。先日の「平均がわからない大学生」もそうだが、そもそも小学生のレベルの理解に達していない人間が大学へ行く必要性があるのかと。そういう大学に高額な授業料を払って田舎の校舎をピカピカに維持するだけなら、消費に回して経済を活性化させるべき。まあオンボロ大学はたいてい文科官僚の天下り先なんだが。

「日本の大学生は国際比較でも勉強時間が短いとされ、大学教育部会は、「日本の学生が主体的に勉強する時間は1日に講義を含めて4・6時間」とするデータをもとに、「必要時間の半分程度」と分析した。そして、このことが大学の学部教育への国民や企業からの評価が低い要因だとしている。素案では、こうした学生の評価を覆してグローバル化時代に対応できる能力を育成するために、大学に対し、学生の知性を鍛える課題解決型の授業の導入など、質の高い教育に転換するよう求めている。」

官僚お得意の数値比べですか。もっと本質を見ろと。だいたいグローバル化に対応できる能力ってなに?語学?知性を鍛えるって・・・幼児教育だろそれは・「質の高い教育に転換」・・・質のよい教師をつくることが先決です。