Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

仮面ライダーカブトを観ました。

2006-04-02 | Weblog
 日曜の朝は起きると大抵仮面ライダーをやっているので観てしまいます。昨年の響鬼は異色中の異色でしたが、今年のカブトは正当派スタイルを意識しているのがよくわかります。カブト虫をモチーフしたということは往年の名作「仮面ライダーストロンガー(写真)」を意識してるのでしょうし、必殺技が「ライダーキック」というのも原点回帰なんでしょう。変身システムが組織が開発したハイテク装置というのは3年前のファイズに似てますね。変身時のコンピューター音声も似ているし。私はファンタジー風の剣やら槍を振り回すのは大嫌いなので超ハイテクメカがウェポンというのは好みの設定です。
 ライダーのデザインもなかなか。カブトムシのカブト、スズメバチのザビー。来週はトンボをモチーフにした新型(ドレイク?)が登場するようですね。今回のライダーはクロックアップという加速システムによって敵を瞬間的に倒すのが売りのようだけど、これって既にファイズで「アクセルモード」として用いられてますよね。この加速システムの本当の原点はサイボーグ009だと思います(009の能力はマッハ3までの加速移動能力だった)。今思えば、石ノ森章太郎の009はその後のSFアクションの全てを先取りしていた凄い作品だと思います(この話は後ほど)。いずれにせよ今年はこの「クロックアップ」と装甲脱着時の音声「キャストオフ!」が子供達の流行となるでしょう。服を脱ぐ時の隠語にも「キャストオフ」は使われそうだけど。