無意識日記
宇多田光 word:i_
 



何度聴いてもノックアウトされるGBHだが、本当にタイアップはレコチョクのみなのだろうか。敢えてアルバムのイメージソングとしての立場を優先したのかもしれないがドラマアニメ映画等で使われないとは何とも勿体無い。『んな不満私が吹き飛ばしてやんよ!』と光が胸を張れる位PVの出来がよければ嬉しいのだが、共演者近影を見る限りちょっと趣向を凝らした感じではある。然るに、光のPVは久しく明快なストーリーのある作品がなかったので今回はその点に期待したい。ン十万人が"予約で買って本当によかった"と感じれる様な、幅広く解り易い、老若男女が楽しめる作風になっていて欲しい。

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枕として70'sプログレの話をしたが、スペイシャルなサウンドのルーツとしては80'sUKニューウェイヴとかも考慮に入れるべき所を筆者も詳しくないし光もコクトーツインズ位しか名を出していない為突っ込んだ話は出来ない。絵を描く様に音を配置する手法は共通しているが光の場合コクトーズに直接影響されたというより自分と似た感性のグループを見つけたという意識の方が強いかも。かなりの"浮き世離れした女声バックコーラス"の使い手達がコクトーズに範を求めているが、こういうリズムと組み合わせているケースは珍しく、エレクトロでもニューウェイヴでもない、独自の宇多田サウンドのトレードマークになりつつある。

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